2023年3月18日~19日にかけて私たち夫婦が大好きな「ゆと森倶楽部」(宮城、遠刈田温泉)に宿泊してきましたので、ゆと森倶楽部を当サイトの記念すべき第1回目の宿泊レポートのブログ記事として取り上げたいと思います。
同じ遠刈田温泉エリアのオールインクルーシブの宿では、「オーベルジュ 別邸 山風木」さんも、美味しい料理とお酒を思う存分に楽しめる温泉宿としておススメです。遠刈田温泉エリアでの宿泊を検討されている方は、「オーベルジュ 別邸 山風木」に宿泊レポートのほうもあわせてご覧いただき、「ゆと森倶楽部」とも比較して検討してみてください。
【ゆと森倶楽部の基本情報】
住所 | 〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字 上ノ原128 |
電話番号 | 0224-34-2311 0570-05-2311<予約受付専用>12:00~18:00 |
アクセス | 【電車の場合】 ・JR仙台駅(仙台駅前33番乗り場)よりミヤコー高速バス「蔵王町・遠刈田温泉・アクティブリゾーツ宮城蔵王」行きに乗車→ 遠刈田温泉バス停下車(約60分、1300円)→タクシーで約10分 ・JR東北新幹線白石蔵王駅よりミヤコー路線バス「遠刈田温泉・アクティブリゾーツ宮城蔵王」行きに乗車 →遠刈田温泉バス停下車(約40分、1000円)→タクシーで約10分 【車の場合】 東北自動車道白石IC or 村田ICより宮城えぼしスキー場方面へ約30分 ※仙台駅からは車で約60分 |
総客室 | 3階建(さくら館)、1階建(木もれび離れ館) 全51室 |
総収容 客数 | 120名 |
チェックイン | 15:00 <最終受付>18:00 |
チェックアウト | 11:00 |
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ゆと森倶楽部は「株式会社一の坊」が運営するオールインクルーシブタイプの温泉リゾートで、同じ一の坊グループの宿には他に「松島一の坊」(宮城・松島温泉)、「ゆづくしSalon一の坊」(宮城・作並温泉)、「温泉山荘だいこんの花」(宮城・遠刈田温泉)があり、いずれもオールインクルーシブタイプの温泉宿であるのが特徴です(このうち、「温泉山荘だいこんの花」は他の3つよりもハイエンドな宿として位置づけられています)。
宿泊料金に滞在中の食事・ドリンク類・プールやリラクゼーションといった施設の利用料・各種アクティビティ料金などが全て含まれている料金体系のこと
ゆと森倶楽部はリピーターの多い宿としても有名で、私たちもこれまでに10回近く宿泊しています。リピーターが多いゆと森倶楽部の魅力はたくさんあるので、すべてを伝えることは難しいですが、ざっくりいうとこんなところです。
- オールインクルーシブなので、滞在中はお財布を気にせずに楽しめる
- 13万㎡の森に囲まれた自然豊かな環境でのんびりリラックスできる
- 4つの貸切温泉を含む6つの温泉があり、ゆったり湯めぐりができる
- 料理はコース仕立てのプリフィクススタイルで、美味しい食事を優雅な気分で味わえる
今回は新型コロナウィルスによる制限もかなり緩和されてきたこともあって、ゆと森倶楽部がどのように変わっているか約1年ぶりに訪ねてみました。
ゆと森リピーターの私たちが考えるゆと森を満喫できる1泊2日での滞在中の過ごし方は以下のとおりで、約1年ぶりの訪問となる今回も大体このようなスケジュールで過ごしましたので、1年前に宿泊した時とは変わった点を含めて体験レポートしてみたいと思います。
今回の宿泊中のスケジュール(モデルプラン)
1日目 |
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15:00 チェックイン |
15:10 ゲストルームに到着、リゾートウェアに着替える |
15:15 渓流露天風呂川の湯(または館内露天風呂付き貸切風呂)に移動・入浴 |
15:45 けやき食堂でアペリティーボタイム、朝ヨガを予約 |
16:15 大浴場に移動・入浴 |
17:00 暖炉ラウンジでのんびり(季節によっては中庭でスモアを楽しむ) |
17:30 けやき食堂でディナー |
19:30 暖炉ラウンジでミニライブを鑑賞 |
20:00 カラオケ、ダーツ、卓球 |
21:00 ジェラートを片手にのんびり読書 |
22:00 就寝 |
2日目 |
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6:45 起床 |
7:20 朝ヨガ |
8:00 朝食 |
9:00 入浴または外庭を散策 |
10:00 チェックアウトの準備、暖炉ラウンジでまったり |
11:00 チェックアウト |
1日目
15:00 チェックイン
私たちがゆと森倶楽部へ行くときはもっぱら自家用車を使用しています(仙台駅からバスとタクシーを使用して行くこともできるのですが、タクシーは事前に予約しておく必要があるなど自由がききづらいため、臨機応変に動けるように自動車を移動手段にしています)。
また、自動車の場合、高速道路・一般般道路(下図の上の県道31号線→国道286号線→県道47号線のルート)でも所要時間にそれほど大きな差はないので、私たちは一般道路を使って行っています。
15時のチェックイン開始時刻にあわせて仙台駅から自動車で向おうとすれば、14時には仙台駅を出発しておくのが安全でしょう。
ゆと森倶楽部の宿泊施設の近くまで来ると案内看板が見えてきますので、これが到着の合図です。
屋外駐車場は約50台が駐車できる広さがあるので、駐車スペースに困ることはありません。
車を駐車して降りると、宿泊する予定の建物(さくら館)が出迎えてくれます。
ゆと森倶楽部の建物は 、もともと旧雇用促進事業団の保養所として建てられた「蔵王ハイツ」を一の坊グループが買い取って内部をリノベーションしたもののようです。
建物の中に入ると、まずは広いエントランスロビーが目の前に広がります。
私たちが約1年ぶりにゆと森倶楽部を訪れて、まず最初に驚いたのがビールサーバーやコーヒーマシーンの位置が変わっていたことです。
以前は暖炉ラウンジの後方スペースに設置されていたはずでしたが、入口を入ってすぐのエントランスロビーのところに移動されていました。
スタッフさんに聞いたところ、以前の暖炉ラウンジの後方スペースの場所だと、くつろいでいる人の背後でのビールサーバーやコーヒーメーカーを使用する人の行き来が迷惑になる可能性があるとのことで、設置場所が変更になったとのことです。
3月18日現在の暖炉ラウンジの後方スペース
ただ、ビールやコーヒーをとるために暖炉ラウンジから少し移動しなければならなくなったうえに、フロントから丸見えの位置になってしまったので、設置場所を変更までしなくても前のままでよかったような気がしますね。
到着してフロントでチェックインを済ませると、ゆと森倶楽部の暖炉ラウンジの空間が暖かく迎え入れてくれます。
また、チェックインの開始時刻にあわせて暖炉ラウンジ横ではジェラートの提供が開始されています。私たちが宿泊した3月18日には、「チョコレート」、「蔵王よもぎ」、「さくら」、「蔵王のミルクバニラ」、「人参とみかん」、「ストロベリーチーズ」の計6種のジェラートが提供されていました(勿論これもオールインクルーシブに含まれています)。
オールインクルーシブということもあって、チェックインと同時にすぐに飲み食いしてくつろぎたい誘惑にかられますが、ここでジェラートを食べたりビールやコーヒーなどを飲んだりしてしまうと、このあとに控えているけやき食堂でのアペリティーボタイムを存分に楽しめなくなるため、あまりおすすめしません。
15:10~ ゲストルームに到着、リゾートウェアに着替える
チェックインを済ませて部屋の鍵を受け取ったら、さっそく今回の宿泊する予定のゲストルームに向かいます。
今回の私たちの部屋はさくら館の3階の301号室で、「【さくら館】ウォークインツイン/シャワーブース付」というタイプの部屋でした。
ゆと森倶楽部では、SDGsに基づいた環境保全の一環として、客室には歯ブラシ以外のアメニティは備え付けられていないため、必要なアメニティは1階エレベーター横のアメニティルーム(遊学ギャラリー)で調達してきます。
ゆと森倶楽部には、本館にあるさくら館のほかに別館の木もれび離れ館があり、木もれび離れ館にはスィートを含むハイグレードタイプの計13室があります。参考までに、私たちが2年前の2021年の新春セールを利用して木もれび離れ館に宿泊した際の写真も1枚アップしておきます(部屋のタイプは「シーリーデラックスツイン」でした)。
ゆと森倶楽部では部屋に滞在している時間自体が一般的な宿泊施設よりも圧倒的に短いですし、さくら館の部屋のほうが暖炉ラウンジやけやき食堂から近くて便利なため、コストパフォーマンスを考えると、さくら館のオーソドックスなタイプの部屋で十分満足できるかなというのが私の個人的な意見です。
ルームツアーも早々に終えて、次の行動に移るために、ゆと森倶楽部のリゾートウェアに着替えて、手荷物を入れた湯かごを持って移動の準備に入ります。
湯かごにはバスタオルと手ぬぐいが入っているので、これに自宅から持ってきた着替えと洗面用具のほか、お気に入りの本を入れておくのがおススメです(本を持って出ておくと湯上り後に暖炉ラウンジでのんびり読書したくなった時にも、わざわざ部屋に戻る必要がありません)。
これから訪れる夢のオールインクルーシブの時間のために二日酔い対策も忘れずにとっておきます。
今回初めて知る人ぞ知るミラグレーン錠を飲んでみたのですが、過去宿泊した中でも1、2番のレベルでアルコールを摂取したにもかかわらず、翌日は二日酔いの症状がまったく残っていませんでした。
ミラグレーン錠は取扱いのある薬局が限られている一方で、ネットでも購入できることにはできますが、実店舗で購入するよりも割高になりますので、その点は注意してください。
【続く】
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