映える景色に彩られた夜!「TAOYA秋保」の完全攻略ブログ[3/4]

「TAOYA秋保」のバーラウンジのカウンター(夜)

前回に引き続き「TAOYA秋保」の宿泊レポートのブログ記事その3です。

前回は大浴場とバイキングディナーを堪能しましたが、寝るにはまだまだ早いので、オールインクルーシブのサービスを謳っている「TAOYA秋保」での夜の過ごし方を紹介したいと思います。

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今回の宿泊中のスケジュール(モデルプラン)

スクロールできます
1日目
14:30   チェックイン・浴衣選び
14:45  ロビーラウンジでウェルカムドリンク
15:10  ルームツアー
15:30  大浴場に移動・入浴  
17:00  ディナー  
19:00  無料マッサージ(「あんま王Ⅳ」)  ⇐いまココ!
19:30  ライブラリーラウンジやバーでまったり
20:30  館内を散策
21:00  夜食  
22:15  貸切風呂に入浴  
23:30  就寝
2日目
6:30    起床
7:00    朝食
8:30    大浴場に移動・入浴
9:15   部屋でくつろぐ・身支度
10:00  チェックアウト
目次

1日目(続き)

19:00~ 無料マッサージ(「あんま王Ⅳ」)

お腹いっぱいまでバイキングディナーを食べ終えましたが、ディナーのスタートが早かったぶん、21時から始まる夜食、22時15分に予約している貸切風呂まで空白のスポットが空いてしまったので、とりあえず館内の散策がてら本館から別館のほうに移動してみます。

「TAOYA秋保」の本館から別館までの経路(本館1階エレベーター前の通路)
「TAOYA秋保」の本館から別館までの経路(本館1階トイレ前)

館内には1881年に作られた仙台箪笥が展示されていて、なんでも釘を使わずに代わりに竹が打ち込んで作られたもので、「玉木目」というけやきの木目も希少価値が高いとのこと。こうした文化財が展示できるのは老舗旅館ならではです。

「TAOYA秋保」の本館1階に展示されている仙台箪笥

通路沿いの窓側には、カウンターチェアが並べられていて、ここに座って庭園を眺めたり家族や友達とおしゃべりすることもできます。

「TAOYA秋保」の本館1階の外庭沿いのカウンターテーブル

さらに、別館方面に館内を進み、左手に中庭を眺めながら歩いていると、反対側にマッサージ機コーナーを発見!

「TAOYA秋保」の敷地内の中庭
中庭の日本庭園も趣きがあります

2台空いていれば、私と夫でマッサージ休憩をしようということで、別館1階のマッサージ機コーナーに行ってみることに。

「TAOYA秋保」の別館1階の「マッサージ機コーナー」

「TAOYA秋保」のマッサージ機コーナーには、最新のマッサージ機(「あんま王Ⅳ」)が全部で5台設置されていて、こちらもオールインクルーシブの中に含まれているので無料です。ただ、設置されているマッサージ機に対して利用希望者が多いのか、今回の宿泊滞在中は大体混んでいる印象でした。

「TAOYA秋保」の別館1階の「マッサージ機コーナー」に設置されているマッサージ機(「あんま王Ⅳ」)

この時はまだディナー中の方も結構いたタイミングだったためか、幸運にも奥の2台が空いていたので、迷わずコックピットにインして、マッサージという名の約15分間のフライトに旅立ちます。

あんま王シリーズの良さは5月に「世界遺産の隠れ宿 果実の森」に宿泊した時に体験済みでしたが、今回は最新機種の「あんま王Ⅳ」ということで滞在中には1回試してみたかったんですよね(しかし、いくら従来機の「あんま王Ⅱ」とはいえ、客室数が「TAOYA秋保」の約4分の1の「世界遺産の隠れ宿 果実の森」にマッサージ機が6台も設置してあって、無料で使えるというのはもうバグっているとしか。。)


マッサージ機コーナーの向かいには、プレイングルーム(自動販売機、カラオケ、卓球)があるので、家族連れの方でしたら、卓球(1回/60分、無料)で遊んだり、(こちらは有料ですが)カラオケを楽しむのも全然ありだと思います。

「TAOYA秋保」の別館1階のプレイイングルームの入口
「TAOYA秋保」の別館1階の卓球場
「TAOYA秋保」の別館1階のカラオケルーム
カラオケルームはガラス張りなので、そこを確認してよければ利用を申し込みましょう

19:30~ ライブラリーラウンジやバーでまったり

楽しみにしていた「あんま王Ⅳ」にライディングして体にはまだフワフワした感じが残っていますが、時間はまだまだあるということで次はどうしようかと再び本館に戻って歩きつつ、こちらに立ち寄ってみます。

「TAOYA秋保」の本館1階のライブラリーラウンジの入口
「TAOYA秋保」の本館1階のライブラリーラウンジ内の様子

ライブラリーラウンジは、その名のとおりの読書スペースで、日中の明るい時間には静かな空間で日本庭園を眺めながら読書にふけることができます。

ライブラリーラウンジのマガジンラックには、オシャレ感度が高そうな雑誌や書籍を中心に並べられているほか、「まっぷる 仙台・松島 宮城’24」をはじめとした宮城仙台の旅行ガイドブックもたくさん取り揃えられていました(料理系・食事系の本も多かったかな)。

「TAOYA秋保」の本館1階のライブラリーラウンジの備え置きの雑誌
「ライブラリーラウンジ」に置かれている主な月刊誌・季刊誌のラインナップ(2023年6月17日現在)
  • cafe-sweets(カフェスイーツ)
  • dancyu(ダンチュウ)
  • CasaBRUTUS(カーサブルータス) 
  • turns(ターンズ)
  • Tea Time (ティータイム)
  • I’m home(アイムホーム)
  • Garden&Garden(ガーデン&ガーデン)
  • FIGARO japon(フィガロジャポン)
  • Pen(ペン) 
  • 岳人
  • CREA(クレア)
  • CLASSY. (クラッシィ)
  • eclat(エクラ)
  • 婦人画報
  • 家庭画報
  • croissant (クロワッサン)
  • Safari (サファリ)
  • 男の隠れ家
  • Number(ナンバー)
  • Motor Magazine(モーターマガジン)
  • せんだいタウン情報 S-style(エススタイル)etc.

ライブラリーラウンジでは、入口付近に設置されているカウンターでソフトドリンクが提供されていて、しかもロビーラウンジにはなかった「りんごジュース」と「ビネガードリンク白桃」が提供されているものだから、ついつい手が伸びちゃうというもの!

「TAOYA秋保」の本館1階のライブラリーラウンジで提供されているソフトドリンク(「りんごジュース」、「ビネガードリンク白桃」)
(左から)「りんごジュース」、「ビネガードリンク 白桃」
「TAOYA秋保」の本館1階のライブラリーラウンジに設置されているコーヒーマシーン、ウォーターサーバー
コーヒー系・お茶系はロビーラウンジと一緒でした

ということで、日本庭園を望みながらのしばしの読書タイム!

「TAOYA秋保」の本館1階のライブラリーラウンジの窓から見た外庭の景色
画像はもう少し早い時間のものです

このライブラリーラウンジ、かなり広めのスペースなのですが、他の宿泊客を全然見かけませんでした。夕食後の時間でもあまりに誰もいないものだから、私たちが知らないだけで他の宿泊客がどこか1ヶ所に集まって、何かイベントをやっているんじゃないかと思ったぐらいです。

「TAOYA秋保」の本館1階のライブラリーラウンジの内観
「TAOYA秋保」の本館1階のライブラリーラウンジの内観
「TAOYA秋保」の本館1階のライブラリーラウンジの内観

これだけ広いスペースをとって席もたくさん作ってあるのに、あまり利用されていないのはシンプルにもったいない気が。。
旅行宿泊先では頭を使わないような本を読んで、ぐでーっとしたいのに、意識高い系・おしゃれ感度高い系の本ばかりなので、なんとなく敬遠されているのかなと思ったり。

マンガとまでは言わないまでも、もう少し感度高い系以外の本の品揃えも充実させてもらえば、敷居が低くなって利用する人が増えないかな(本音では宿泊の機会に読みたくても読めてないマンガを読みたい(笑))。

ライブラリーラウンジで軽く読書をしてその優雅な雰囲気を味わいましたが、満腹でアルコールも少し入っているのであまり集中力が続かず、30分程で次のスポットを探して移動します。


ということで、次に立ち寄るのはここです!

「TAOYA秋保」の本館1階のバーの外観
「TAOYA秋保」の本館1階のバーの入口前

チェックイン時に渡されたパンフレットには、本館1階にあるバーで19:00~23:00の時間帯でアルコールの提供があると書いてあったので、外観からは中の様子がまったくわかりませんが、勇気を出して突入してみます。

外からは全くわからなかった中の様子はこんな感じでした!

「TAOYA秋保」の本館1階のバーの店内(カウンター)
「TAOYA秋保」の本館1階のバーの店内(棚に飾られているウイスキー)
「TAOYA秋保」の本館1階のバーの店内(テーブルとソファー)

バーの店内はまんまクラッシクなバーの装いで、アナログレコードで昔の洋楽がかかっていて、けっこういい雰囲気です。
私たちが店内に入ったところでは、1つのテーブルで団体さんがいい感じに盛り上がっていました。

バーカウンターの中にいるスタッフさんにここでは何が注文できるのか聞いてみると、この4種の中からお好みでロック・水割り・ソーダ割を選べるとのことでした。

「TAOYA秋保」の本館1階のバーで提供されているウイスキー・ブランデー
バーでのウイスキー・ブランデーのラインナップ(2023年6月17日現在)
  • シングルモルト 余市 (alc.45%、700ml・定価4500円)
  • ニッカ伊達(alc.43%、700ml・定価3500円)
  • ジャックダニエル ブラック(オールドNo.7)(alc.40%、700ml・定価2550円)
  • カミュVSOP(alc.40%、700ml・定価7270円)

ここは4つの中で一番値が張る「カミュVSOP」をいっとくべきかもしれませんが、私たち夫婦はともにブランデーが得意ではないので、余市と伊達のハイボールを1つずつお願いしていただきました。

「TAOYA秋保」の本館1階のバーでオーダーしたハイボール(「余市」、「伊達」)
(手前から)伊達で作ったハイボールと余市で作ったハイボール

このバーでは、チャーム(おつまみ)として、ナッツとチョコレートの提供があり、ノンアルコールドリンクとしてウーロン茶も用意されていました。

「TAOYA秋保」の本館1階のバーで提供されているチャーム
「TAOYA秋保」の本館1階のバーで提供されているウーロン茶

バーでオーダーしたドリンクは、あとでグラスさえ返却しに行けば、バーの外(ロビーラウンジやライブラリーラウンジなど)に持ち出して飲んでも構わないとのことでした


ちなみに、バーの隣には喫煙所があり、中はこんな感じでした(喫煙所は、本館1階のバーの隣と「Chef’s Dining 萩~HAGI~」の隣の2ヶ所にあります)。

「TAOYA秋保」の本館1階の喫煙所の入口前
「TAOYA秋保」の本館1階の喫煙所の内観

20:30~ 館内を散策

本当ならバーでウイスキーの飲み比べといきたいところでしたが、私たちは22時15分に予約している貸切風呂があったので、ハイボール1杯だけで我慢してバーをあとにしました。

まだ時間はあるので、ロビーラウンジのあたりまで戻って、夜の館内の雰囲気を楽しみます。

「TAOYA秋保」の暖炉まわり・ロビーラウンジの22時頃の様子
22時頃の暖炉まわり・ロビーラウンジの様子
「TAOYA秋保」のバーラウンジのカウンター(夜)
まさに映えを意識して造られた絵になるロビーラウンジのカウンター(建材は秋保石がモチーフ)

この時間帯のロビーラウンジまわりには、けっこう人が集まっていて、皆さんがそれぞれおしゃべりに花を咲かせている様子でした。

ロビーラウンジで提供されているドリンクはチェックイン時と変わりありませんでしたが、おつまみは「くるみゆべし」が「じゃり豆」に、「ナッツ」が「果物チップス」に変わっていました。

「TAOYA秋保」のロビーラウンジに設置されているバーカウンターで提供されているおつまみ(「じゃり豆」)
「じゃり豆」
「TAOYA秋保」のロビーラウンジに設置されているバーカウンターで提供されているおつまみ(「果物チップス」)
「果物チップス」

暖炉まわりにも近寄ってみると、ロビーの暖炉には火が灯されていました。本格的に薪をくべて火が起こされているので、炎のゆらぎと外の暗闇とのコントラストで自然と心をリラックスした気分にさせてくれます。

「TAOYA秋保」のエントランスホールに設置されている暖炉に薪をくべて火が起こされている様子

暖炉の火に誘われたので、ロビーラウンジに置かれていた秋保温泉郷マップを眺めながら暖炉のまわりで少しゆっくり。

「TAOYA秋保」のロビーラウンジに設置されているラックに入れられているパンフレット各種

ディナーの時間が早かったせいと、あとに貸切温泉が控えていることもあって飲酒をセーブしなければならなかったせいかもしれませんが、ディナー後はそれなりに手持ちぶさたの時間ができてしまいました。
「大江戸温泉物語 仙台 秋保温泉 岩沼屋」時代には、オールインクルーシブのサービスとして、ロビーラウンジでピアノの生演奏をやっていたようですが、「TAOYA秋保」にリブランドして、そちらのサービスはなくなったみたいです。。

「TAOYA秋保」へのリブランドを機にハード面が圧倒的に良くなっていることは言うまでもありませんが、ソフト面(特にアフターディナーの時間)については、これから運営を重ねていく中で、新サービスのリリース・バージョンアップしていくことを期待したいです。

21:00~ 夜食

予告していたとおり、「TAOYA秋保」では、21:00~23:00の時間帯で、夜食のサービスが実施されています(もちろん、オールインクルーシブに含まれているので、無料です!)。夜食の会場は、さっき立ち寄ったライブラリーラウンジです。

「TAOYA秋保」の本館1階のライブラリーラウンジの入口看板

私たちは、少し手持ちぶさただったのと、ライブラリーラウンジの席がローテーブルの席とダイニングテーブルの席にわかれていたので、どうせなら食事しやすいダイニングテーブルの席を確保しておこうと考えて、20時55分頃にはライブラリーラウンジに入って席を確保していました。

「TAOYA秋保」の本館1階のライブラリーラウンジの内観
「TAOYA秋保」の本館1階のライブラリーラウンジの内観

21時が近づくに連れて、他の宿泊客のみなさんが、続々とライブラリーラウンジにやってきて、少し混雑していたので、早めに来ておいて正解です(本当に、これだけの人が今までどこにいたんだろうというぐらいに、続々と集まってきていました)。

21時になると、ライブラリーラウンジ入口横に設置されているカウンターから、オーダーした順で夜食の「クリーミーカレーうどん」がふるまわれていきます。

「TAOYA秋保」の本館1階のライブラリーラウンジの入口横に設置されたカウンターで「クリーミーカレーうどん」が調理されている様子
「TAOYA秋保」の本館1階のライブラリーラウンジの入口横に設置されたカウンターでの「クリーミーカレーうどん」の調理作業の様子

私たちのオーダーは4番目だったので、それほど待たされることなく、念願の「クリーミーカレーうどん」をゲット!

「クリーミーカレーうどん」にネギをトッピングする様子

ネギと七味とうがらしをトッピングして完成です!

「TAOYA秋保」の夜食で提供された「クリーミーカレーうどん」
黄金色に輝く「クリーミーカレーうどん」

肝心のそのお味はというと、、、

「美味しすぎた・・・」

すみません。。このフレーズは、宮城県在住の旅行系youtuberの「アベレイジTV」さんが、美味しいものに出会った際に発動する名フレーズで、「大江戸温泉物語 仙台 秋保温泉 岩沼屋」の宿泊動画の中で夜食の「クリーミーカレーうどん」を食べてこのフレーズを発動されていたので、「アベレイジTV」ファンの私も一度このフレーズを発動してみたかったんです(汗)。

「アベレイジTV」さんの旅行動画は臨場感ありユーモアありでとても面白いので、まだ見たことのない方はぜひ一度ご覧になってみてください。

【「アベレイジTV」さんの「「大江戸温泉物語 仙台 秋保温泉 岩沼屋」の宿泊動画】

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この記事を書いた人

山形県出身、宮城県仙台市在住。
30代の既婚の女性です。
結婚3年目を迎える共働きの子なし夫婦の妻のほうをしています。
旅行は遠出よりも近場派。
東北の宿泊施設をめぐるのが大好きで、月に1,2回のペースで東北各地の宿に泊まっています。
色々な旅行ブログをのぞいているうちに自分にも有意義な情報発信ができるかもと考えて、このサイトを立ち上げました。
当サイトのモデルプランを参考に滞在中のスケジュールを組んでもらえれば宿での滞在時間がより充実したものになる思うので、是非のぞいていってください。

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