2023年3月に当サイトを開設して以来、これまで東北6県にまたがる15の宿泊施設を紹介してきましたが、2023年の締めくくりにふさわしい宿としてクリスマス直前の2023年12月23日(土)~24(日)にかけて、山形県の超人気宿「山形座 瀧波 (やまがたざ たきなみ)」に宿泊してきましたので、今回はそちらの宿泊レポートをアップします。
といっても、私の仕事が繁忙期に入ってしまったため、前回の記事のアップから2ヶ月以上を空けての更新です(更新を心待ちにしていただいていた方には、大変申し訳ありませんでしたm(__)m)。
「山形座 瀧波」での宿泊は、超人気宿なのも納得の充実ステイでした。事前の口コミでも高評価の客室温泉の泉質と料理のクオリティはもちろんのこと、それ以外にもウェルカムサービスやそば打ちの見学などゲストを満足させるおもてなしが盛りだくさんでしたので、「山形座 瀧波」への宿泊を検討されている方はぜひ今回のレポートを参考にしてみてください。
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【「山形座 瀧波 」の基本情報】
住所 | 〒999-2211 山形県南陽市赤湯3005 |
開業日 | 1916年(大正5年) ※2017年(平成29年)8月1日にリブランドオープン |
電話番号 | 0238-43-6111 |
アクセス | 【車の場合】 ・(仙台から)東北自動車道→村田JCT→山形自動車道→山形蔵王IC→国道286号→国道13号(約1時間30分) ・(東京から)東北自動車道→福島JCT→東北中央自動車道→南陽高畠IC→国道13号(約4時間30分) 【新幹線→電車の場合】 ・JR東京駅→JR山形新幹線→JR赤湯駅(約2時間20分・1万920円)→タクシーで約5分 【電車の場合】 ・JR仙台駅→JR仙山線→JR山形駅で下車(約90分・1170円)→JR奥羽本線→赤湯駅(約35分・590円)→タクシーで約5分 |
総客室 | 2階建(全19室) 全室天然温泉かけ流し露天風呂付 ・「KURA」全7室(定員2名~6名) ※「KURA01」は最大定員6名の特別室 ・「SAKURA」全6室(定員2名~3名) ・「YAMAGATA」全6室(定員2名~3名) |
駐車場 | 20台(無料、予約不要) |
チェックイン | 15:00(最終チェックイン 18:00) |
チェックアウト | 11:00 |
公式サイト | http://takinami.co.jp/ |
山形県の南陽市・置賜地区に位置する「赤湯温泉」は、開湯930年余を誇る名湯です。寛治七年に源義綱(源義家の弟)に発見されたのがその始まりと言われていて、戦で傷ついた兵士が湯に入るとたちまち傷は治り、湯が血で深紅に染まったのが「赤湯」の名前の由来とされています。
赤湯温泉エリアで創業100年を超える老舗温泉旅館の「山形座 瀧波」は、もともとは団体宿泊客をメインにした旧来型の宿泊施設でしたが、東日本大震災の影響もあって経営が低迷し約9億円の負債を抱えて民事再生法の適用を申請するという厳しい状況に直面していました。
こうした苦境から脱するために、2014年に就任した南浩史新社長のもと、新潟県南魚沼の人気宿の「里山十帖」の岩佐十良氏をクリエイティブディレクターに迎えて約5億円をかけて全館フルリノベーションを実施し、2017年8月に「いきかえりの宿 瀧波」から「山形座 瀧波」へとリブランドしました。
このリブランドにあわせて、それまで35部屋あった客室を約半分の19部屋にまで減らしたうえで、全ての客室に客室温泉露天風呂を設置し、かつ、配湯回路を見直して、赤湯温泉の源泉を水を一滴も加えずに空気にも触れさせていない状態で、各客室風呂にダイレクトに供給するシステムを構築しました(「山形座 瀧波」ではこれを「十割源泉」と呼んでいます)。
また、ダイニングには新たにオープンキッチンを導入し、カウンター席からはライブキッチンの臨場感を楽しめるようになっています。
2021年11月には、新潟県三条市でミシュラン一つ星レストラン「イル・リポーゾ」のオーナーシェフとして活躍していた原田誠シェフとスーシェフの中川強シェフが参画し、それまで提供してきた「置賜ガストロノミー」が強化されています(2023年4月以降は、原田シェフは新館のオーベルジュ「OSTERIA SINCERITÀ(オステリア シンチェリータ)」の料理を監修し、「山形座 瀧波」では中川強シェフがその腕を振るっています)。
こうした「山形座 瀧波」へのリブランド以降の数々の施策が人気を博すことになり、2018年以降4期連続黒字を達成するなど宿は完全復活しています。
直近でも、宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」が毎年発表している年間ランキングの2023年版「Relux OF THE YEAR 2023」では、「山形座 瀧波」が、Reluxカスタマーより特に高い評価を受けた「満足度の高い宿 」部門で全国第7位(東北地方では第1位)に選出されています。
また、徹底した管理によって実現される「十割源泉」の泉質が評価されて、2023年12月に発売された「婦人画報 2024年1月号」(発行:株式会社ハースト婦人画報社)で特集された「温泉宿アワード」では、【泉質自慢の宿】部門で栄えあるグランプリを受賞しています。
日本の宿泊予約サイトの口コミ評価も総じて高評価で、「山形座 瀧波」の名前は全国区に知れ渡っています。
- Google :★4.5(総口コミ数320件)
- 楽天トラベル:★4.64(総口コミ数493件)
- じゃらん :★4.6(総口コミ数496件)
口コミはいまや「山形座 瀧波」の代名詞とも言える「十割源泉」の温泉に関するものと日本料理とイタリアンを融合させた創作料理に関するものが中心ですが、スタッフのホスピタリティの高さや落ち着いた雰囲気の空間など、あらゆる面で高い評価を受けていることがわかります。
私たちが実際に宿泊して感じた、「山形県人による、山形のための、山形のショールーム」を標榜する「山形座 瀧波」の主な高評価ポイントはこちらです。
- 徹底した管理によって供給される「十割源泉」の客室の天然温泉露天風呂
- オープンキッチンのダイニングで目と舌で愉しむ「置賜ガストロノミー」
- ゲストを感動させるバリエーション豊かな「オールインクルーシブサービス」
- 日本の伝統建築の中に北欧家具が溶け込むアートで落ち着きのある空間
「山形座 瀧波」の客室には、古い蔵をリノベーションした「KURA」、美しい庭(春の季節には桜も)を楽しめる「SAKURA」、山形の工芸品を設えた「YAMAGATA」の3タイプ・全19室がありますが、私たちは宿泊料金や設えなどを比較したうえで、1番コスパ的に良さそうだった「SAKURA」の客室を選択し、その中でも客室露天風呂からの眺めが良さそうに感じた「SAKURA02」の客室に宿泊してきました。
「山形座 瀧波」にチェックインしてからチェックアウトするまでの流れ(モデルプラン)は、次のとおりです。
今回の宿泊中のスケジュール(モデルプラン)
1日目 |
---|
15:00 チェックイン |
15:10 ウェルカムサービス |
15:30 ルームツアー |
16:30 蕎麦打ち見学、日本酒のテイスティング |
17:30 入浴(客室温泉露天風呂) |
18:40 ディナー |
21:00 バータイム(ラウンジ「1916」) |
22:00 入浴(湯処「073」) |
23:00 夜食 |
24:00 就寝 |
2日目 |
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7:00 起床 |
7:30 朝食 |
8:15 コーヒータイム |
8:45 朝ツアー(または朝風呂) |
10:00 お土産コーナーを物色 |
10:30 チェックアウトの準備 |
11:00 チェックアウト |
1日目
15:00 チェックイン
仙台から「山形座 瀧波」がある山形県南陽市までは、仙台宮城ICから東北自動車道・山形自動車道を走り、山形蔵王ICで降りて国道286号から国道13号に入ったら、あとはひたすら南下しています。
「山形座 瀧波」のチェックインの受付開始は15時~なので、私たちは14時45分頃に宿に到着しておけばいいかと考えて、仙台を13時過ぎに出発して、ゆっくり向かっていました(しかし、この判断がのちのち仇になることに……)。
「山形座 瀧波」への滞在中はフリードリンクなので、途中でコンビニなどに立ち寄ることはしませんでした。また、「山形座 瀧波」の道路を挟んだ斜向かいにはドラッグストアがあり、二日酔い対策のドリンクやサプリメントを忘れてもすぐに買いに行けるので安心です。
当日は雪がちらつく天気でしたが、大きな渋滞もなく予定していた14時45分頃に「山形座 瀧波」に到着です!
「山形座 瀧波」の入口では、欅(ケヤキ)の一枚板で造られた築400年を超える重厚な薬医門がお出迎えしてくれます。茅葺の屋根の上いっぱいに積もった雪と軒先にできた小さな氷柱(つらら)が、舞い散る雪とあわせて、山形の冬の趣きを醸し出していてとっても幻想的な風景です。
「山形座 瀧波」の入口の門の道路を挟んだ真向かいには、大きな屋外駐車場があります。こちらの駐車場には、乗用車20台のほか、バス3台・マイクロバス5台までを収容できます。
チェックインの受付開始前に到着したはずなのに、駐車場にはすでにかなりの数の車が駐車されていて、このあたりから少し嫌な予感を感じつつ、門をくぐって敷地の中へと入ってきます。
薬医門をくぐって中へと進むと、風情たっぷりの中庭と圧倒的な佇まいの母屋がどーんとお出ましです!
「山形座 瀧波」の母屋は、約350年前に建てられた米沢藩上杉家の大庄屋の曲がり家民家(L字型の平面形を持つ日本の伝統的な農村家屋)を移築したもので、釘を一本も使わずに梁と柱を組み合わせる在来軸組工法によるものとのこと。釘が使われていないぶん、梁や柱の一本一本が太くて、まさに堅牢な造りといった感じです(そういえば、以前に宿泊した八甲田ホテルの重厚な建物も在来軸組工法の応用でしたね)。
飲泉所
薬医門をくぐって母屋につながる通路を進んでいくと、途中左手に祠(ほこら)のようなものが設置されています。こちらは飲泉所で、ここで赤湯温泉の源泉を飲むことができます。
ということで、せっかくなので私も一杯だけ飲んでみることに。右の棚に備え置かれている紙コップを使って、温泉の成分(鉄分やカルシウムなど)がびっしりと付着した蛇口から適温に調整された源泉を注ぎ入れます。
そのお味はというと、飲めないレベルではありませんが、いかにも含硫黄・塩化物泉らしいクセがあります笑。
飲みやすいかどうかはともかく、赤湯の温泉は糖尿病や慢性消化器病、痛風のほか、二日酔いの予防にも効果があるとのことなので、健康面に関心がある方は「良薬は口に苦し」の心持ちで一度チャレンジしてみる価値ありですよ。
喫煙所
「山形座 瀧波」の館内は全面禁煙になっています。そのため、喫煙者の方は、母屋の入口ドア正面向かって右側に設置されている喫煙スペースで憩いのひとときを過ごすことになります。
そのほか、雪国の天然の冷蔵庫である雪室が設置されていたり、母屋の入口ドア正面向かって左側にはかわいらしいミニサイズの干し柿が吊るされていたりで、山形の冬の風物詩を目で堪能できます。ちなみに、干し柿は出発の際に摘み取って持ち帰ってもOKとのことでした。
どこか懐かさを感じる景色と飲泉で「山形座 瀧波」の世界に足を踏み入れたら、いよいよ母屋の中へと入っていきます。
入口を入ってすぐの風除室を抜けると、そこには、、
和と洋とのフュージョンの見本のような段違いのオシャレ空間!
ラウンジ「1916」
入口を入ってすぐに設けられているロビーラウンジ(ラウンジ「1916」)は、インテリア雑誌の見開きページに掲載されていそうな、抜群にオシャレな和モダンな設えでした。天井も高く開放的なので、ここでは優雅な気分でくつろぐことができます。ラウンジのネーミングの「1916」は、瀧波の創業年が由来になっています。
豊富なカラーバリエーションで取り揃えられているデザイナーズ家具のチェアは、アルネ・ヤコブセンの「スワンチェア」という北欧家具の名作で、和モダンな空間により一層の彩りを与えて、オシャレ度をさらにレベルアップさせています。
モードな色合いと木目調が印象的な床板は、宮城県産の杉に加工を施したうえで、最後に古色塗装をかけた「浮造りの杉板」とのことで、色鮮やかな北欧家具ともしっかり調和して、バランスのとれたオシャレ空間を演出しています。
そして、奥には畳敷きの和室のスペースが広がっています。こちらも8畳間×4の間仕切りを取り払った開放的な空間なので、湯あがりに寝そべったりしてリラックスタイムを過ごすにはもってこいです。
畳敷きのスペースの一画に設けられたこじんまりしたブックコーナーには、ノンジャンルの書籍と一緒に、雑誌(婦人画報、家庭画報)がバックナンバー込みで備え置かれていました。
さらに、ラウンジ奥の一画には無料のドリンクコーナーが設けられています。ドリンク類もオールインクルーシブで宿泊料金に含まれているので、宿泊滞在中はお財布を気にせずに気軽に手を出せちゃいます。
(2023年12月23日時点のもの)
【アルコール類】
- サントリー ザ·プレミアム·モルツ 350ml缶
- サントリー ザ·プレミアム·モルツ 香るエール 350ml缶
- サントリー 角ハイボール 350ml缶
- サントリー 角ハイボール 濃いめ 350ml缶
- キリン 上々 焼酎ソーダ 350ml缶
- サントリー こだわり酒場のレモンサワー 350ml缶
- キリン 麹レモンサワー 350ml缶
【ノンアルコール類】
- コーヒー(浅煎り、深煎り)
- クロモジ茶
- サントリー 天然水 500mlペットボトル
- サントリー 烏龍茶 525mlペットボトル
- ペリエ (Perrier) プレーン 炭酸水 330ml瓶
- 山形代表 りんごジュース 160ml缶
- 山形代表 ら·ふらんすジュース 160ml缶
- 山形代表 ももジュース 160ml缶
- 山形代表 ミックスジュース 160ml缶
コーヒは、山形市内にある人気コーヒー店の「オーロラコーヒー」で焙煎されたコーヒー豆を、「オーロラブレンド(浅煎り)」と「瀧波ブレンド(深煎り)」のどちらも楽しめるというコーヒー好きにはたまらない充実のサービスです!
フロント
先にラウンジ「1916」について色々紹介しちゃいましたが、建物の館内に入ってすぐ左にはフロントが設置されています。フロントデスクは4人掛けのテーブルと椅子を設置しただけの簡素なものです。
なので、各ゲストのチェックインの手続きは、ラウンジに設けられた各テーブルで行われていました。私たち夫婦も館内に入るとすぐにフロントデスクの横のテーブル席に案内され、ここでチェックインです。
そして、私たちがチェックインした14時45分頃のロビーラウンジの様子がこちら。
なんと、予想外にも完全に出遅れてしまった。。
「山形座 瀧波」のチェックインの受付開始が15時~だったので、余裕たっぷりに意気揚々と館内に入ったものの、あまりの人の多さにビックリ!
おそらくですが、公共交通機関組のJR赤湯駅からの無料送迎が14時30分駅発だったので、そちらがすでに到着していたことで、チェックインが混雑していたんだと思います。何を言ってみても、完全に「山形座 瀧波」に宿泊するにあたっての気合いが足りなかったです。。
チェックインの混雑っぷりを目の当たりにしたところでなんとなく覚悟はしていましたが、宿帳への記入を済ませて、スタッフさんから説明を受けていると、翌日の無料朝ツアーがすでに定員10名の枠が埋まってしまい、受け付けられないとのこと。
事前のリサーチで無料の朝ツアーがあることをわかっていたのに、これをレポートできずじまい。。チェックインの手続きの間は、心の中で「やってしまった。。」との後悔の叫びがひたすらリフレインされていました。
- 夕食 18:40(カウンター)、18:45(個室)
- 朝食 【 7:30、8:00、8:30、9:00 】
スタッフさんから一通りの説明を受けたら、最後に今回宿泊する「SAKURA02」の客室の鍵を受け取って、チェックイン完了です。
15:10~ ウェルカムサービス
チェックインを終えたところで、ウェルカムサービスの提供があったので、気を取り直してドリンクとスイーツをいただきます。
ウェルカムドリンクはノンアルコールのリンゴジュースとアルコールの日本酒を選ぶことができたので、私と夫とで1つずつオーダーしました。
リンゴジュースは地元南陽市の「平農園」の無添加の100%ストレートジュースで、日本酒は地酒の「九郎左衛門 裏·雅山流 香華 本醸造 無濾過生詰」(山形県米沢市・新藤酒造)でした。
ドリンクのおともとして、ウェルカムスイーツの提供もありました。今回提供されたスイーツは、山形県西置賜郡白鷹町にある明治44年創業の老舗和菓子店「やまり菓子舗」の「栗蒸し羊羹」でした。
こちらの「栗蒸し羊羹」は、人気商品であることに加えて9月~12月の期間限定品であるため、巷ではかなりの入手困難品らしいです。
リンゴジュースと栗蒸し羊羹は、どちらも凝縮された甘味の濃厚さがあって、ここに来るまでの移動の疲れが癒されました。
チェックイン早々に山形の銘品でのおもてなしを受けて、一気に優雅な気分へと転換です。
15:30~ ルームツアー
ウェルカムドリンクとスイーツを堪能して気分を切り替えたら、今回宿泊する予定の客室「SAKURA02」に向かいます。
ラウンジ「1916」から私たちが今晩宿泊する客室「SAKURA02」までは、まずラウンジ横の廊下を突き当りにあるダイニング「1/365」の入口に向かって真っすぐに進みます。
そして、突き当りまでたどり着いたら、通路に沿って左に曲がってさらに奥へと進んでいきます。
と、先に進む前にこちらに立ち寄ります。
館内着の無料貸出コーナー
「山形座 瀧波」の各客室には備え置きの館内着がないので、客室に向かう途中のダイニング「1/365」の入口の斜向かいに設置されている貸出コーナーで館内着をピックアップしてから、客室に向かいます。
こちらのコーナーには、作務衣、浴衣·帯、湯足袋など温泉旅館での定番ものに加えて、Tシャツや靴下まで揃っています。肌着まで揃っているのは今回が初めてのことだったので少し驚きましたが、肌着まで変えれば自然とオフモードに切り替わりますし、着替えのことを気にせずに湯浴みを思う存分楽しめるので、いいサービスですね。
浴衣もいいなとは思いましたが、作務衣のオリジナルデザインがオシャレでカッコよかったので、今回は作務衣で過ごすことにしました。
館内着のピックアップを終えて、暗めの廊下を奥へ奥へと進んで行くと、「SAKURA」と「YAMAGATA」の客室棟に出ます。
SAKURAとYAMAGATAの客室棟は大正時代の小学校の木造校舎を移築してリノベーションしたもので、2階にも1階と同じ並びで6つの客室(「SAKURA」の03~06と「YAMAGATA」の03~06)があります。
と、まだ本格的なルームツアーに入っていませんが、ここがキリが良さそうなので「SAKURA02」の室内のレポートは次回にまわします。
【続く】
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