前回に引き続き「TAOYA秋保」の宿泊レポートのブログ記事その3です。
前回は大浴場とバイキングディナーを堪能しましたが、寝るにはまだまだ早いので、オールインクルーシブのサービスを謳っている「TAOYA秋保」での夜の過ごし方を紹介したいと思います。
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今回の宿泊中のスケジュール(モデルプラン)
1日目 |
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14:30 チェックイン・浴衣選び |
14:45 ロビーラウンジでウェルカムドリンク |
15:10 ルームツアー |
15:30 大浴場に移動・入浴 |
17:00 ディナー |
19:00 無料マッサージ(「あんま王Ⅳ」) ⇐いまココ! |
19:30 ライブラリーラウンジやバーでまったり |
20:30 館内を散策 |
21:00 夜食 |
22:15 貸切風呂に入浴 |
23:30 就寝 |
2日目 |
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6:30 起床 |
7:00 朝食 |
8:30 大浴場に移動・入浴 |
9:15 部屋でくつろぐ・身支度 |
10:00 チェックアウト |
1日目(続き)
19:00~ 無料マッサージ(「あんま王Ⅳ」)
お腹いっぱいまでバイキングディナーを食べ終えましたが、ディナーのスタートが早かったぶん、21時から始まる夜食、22時15分に予約している貸切風呂まで空白のスポットが空いてしまったので、とりあえず館内の散策がてら本館から別館のほうに移動してみます。
館内には1881年に作られた仙台箪笥が展示されていて、なんでも釘を使わずに代わりに竹が打ち込んで作られたもので、「玉木目」というけやきの木目も希少価値が高いとのこと。こうした文化財が展示できるのは老舗旅館ならではです。
通路沿いの窓側には、カウンターチェアが並べられていて、ここに座って庭園を眺めたり家族や友達とおしゃべりすることもできます。
さらに、別館方面に館内を進み、左手に中庭を眺めながら歩いていると、反対側にマッサージ機コーナーを発見!
2台空いていれば、私と夫でマッサージ休憩をしようということで、別館1階のマッサージ機コーナーに行ってみることに。
「TAOYA秋保」のマッサージ機コーナーには、最新のマッサージ機(「あんま王Ⅳ」)が全部で5台設置されていて、こちらもオールインクルーシブの中に含まれているので無料です。ただ、設置されているマッサージ機に対して利用希望者が多いのか、今回の宿泊滞在中は大体混んでいる印象でした。
この時はまだディナー中の方も結構いたタイミングだったためか、幸運にも奥の2台が空いていたので、迷わずコックピットにインして、マッサージという名の約15分間のフライトに旅立ちます。
あんま王シリーズの良さは5月に「世界遺産の隠れ宿 果実の森」に宿泊した時に体験済みでしたが、今回は最新機種の「あんま王Ⅳ」ということで滞在中には1回試してみたかったんですよね(しかし、いくら従来機の「あんま王Ⅱ」とはいえ、客室数が「TAOYA秋保」の約4分の1の「世界遺産の隠れ宿 果実の森」にマッサージ機が6台も設置してあって、無料で使えるというのはもうバグっているとしか。。)
マッサージ機コーナーの向かいには、プレイングルーム(自動販売機、カラオケ、卓球)があるので、家族連れの方でしたら、卓球(1回/60分、無料)で遊んだり、(こちらは有料ですが)カラオケを楽しむのも全然ありだと思います。
19:30~ ライブラリーラウンジやバーでまったり
楽しみにしていた「あんま王Ⅳ」にライディングして体にはまだフワフワした感じが残っていますが、時間はまだまだあるということで次はどうしようかと再び本館に戻って歩きつつ、こちらに立ち寄ってみます。
ライブラリーラウンジは、その名のとおりの読書スペースで、日中の明るい時間には静かな空間で日本庭園を眺めながら読書にふけることができます。
ライブラリーラウンジのマガジンラックには、オシャレ感度が高そうな雑誌や書籍を中心に並べられているほか、「まっぷる 仙台・松島 宮城’24」をはじめとした宮城仙台の旅行ガイドブックもたくさん取り揃えられていました(料理系・食事系の本も多かったかな)。
- cafe-sweets(カフェスイーツ)
- dancyu(ダンチュウ)
- CasaBRUTUS(カーサブルータス)
- turns(ターンズ)
- Tea Time (ティータイム)
- I’m home(アイムホーム)
- Garden&Garden(ガーデン&ガーデン)
- FIGARO japon(フィガロジャポン)
- Pen(ペン)
- 岳人
- CREA(クレア)
- CLASSY. (クラッシィ)
- eclat(エクラ)
- 婦人画報
- 家庭画報
- croissant (クロワッサン)
- Safari (サファリ)
- 男の隠れ家
- Number(ナンバー)
- Motor Magazine(モーターマガジン)
- せんだいタウン情報 S-style(エススタイル)etc.
ライブラリーラウンジでは、入口付近に設置されているカウンターでソフトドリンクが提供されていて、しかもロビーラウンジにはなかった「りんごジュース」と「ビネガードリンク白桃」が提供されているものだから、ついつい手が伸びちゃうというもの!
ということで、日本庭園を望みながらのしばしの読書タイム!
このライブラリーラウンジ、かなり広めのスペースなのですが、他の宿泊客を全然見かけませんでした。夕食後の時間でもあまりに誰もいないものだから、私たちが知らないだけで他の宿泊客がどこか1ヶ所に集まって、何かイベントをやっているんじゃないかと思ったぐらいです。
これだけ広いスペースをとって席もたくさん作ってあるのに、あまり利用されていないのはシンプルにもったいない気が。。
旅行宿泊先では頭を使わないような本を読んで、ぐでーっとしたいのに、意識高い系・おしゃれ感度高い系の本ばかりなので、なんとなく敬遠されているのかなと思ったり。
マンガとまでは言わないまでも、もう少し感度高い系以外の本の品揃えも充実させてもらえば、敷居が低くなって利用する人が増えないかな(本音では宿泊の機会に読みたくても読めてないマンガを読みたい(笑))。
ライブラリーラウンジで軽く読書をしてその優雅な雰囲気を味わいましたが、満腹でアルコールも少し入っているのであまり集中力が続かず、30分程で次のスポットを探して移動します。
ということで、次に立ち寄るのはここです!
チェックイン時に渡されたパンフレットには、本館1階にあるバーで19:00~23:00の時間帯でアルコールの提供があると書いてあったので、外観からは中の様子がまったくわかりませんが、勇気を出して突入してみます。
外からは全くわからなかった中の様子はこんな感じでした!
バーの店内はまんまクラッシクなバーの装いで、アナログレコードで昔の洋楽がかかっていて、けっこういい雰囲気です。
私たちが店内に入ったところでは、1つのテーブルで団体さんがいい感じに盛り上がっていました。
バーカウンターの中にいるスタッフさんにここでは何が注文できるのか聞いてみると、この4種の中からお好みでロック・水割り・ソーダ割を選べるとのことでした。
- シングルモルト 余市 (alc.45%、700ml・定価4500円)
- ニッカ伊達(alc.43%、700ml・定価3500円)
- ジャックダニエル ブラック(オールドNo.7)(alc.40%、700ml・定価2550円)
- カミュVSOP(alc.40%、700ml・定価7270円)
ここは4つの中で一番値が張る「カミュVSOP」をいっとくべきかもしれませんが、私たち夫婦はともにブランデーが得意ではないので、余市と伊達のハイボールを1つずつお願いしていただきました。
このバーでは、チャーム(おつまみ)として、ナッツとチョコレートの提供があり、ノンアルコールドリンクとしてウーロン茶も用意されていました。
ちなみに、バーの隣には喫煙所があり、中はこんな感じでした(喫煙所は、本館1階のバーの隣と「Chef’s Dining 萩~HAGI~」の隣の2ヶ所にあります)。
20:30~ 館内を散策
本当ならバーでウイスキーの飲み比べといきたいところでしたが、私たちは22時15分に予約している貸切風呂があったので、ハイボール1杯だけで我慢してバーをあとにしました。
まだ時間はあるので、ロビーラウンジのあたりまで戻って、夜の館内の雰囲気を楽しみます。
この時間帯のロビーラウンジまわりには、けっこう人が集まっていて、皆さんがそれぞれおしゃべりに花を咲かせている様子でした。
ロビーラウンジで提供されているドリンクはチェックイン時と変わりありませんでしたが、おつまみは「くるみゆべし」が「じゃり豆」に、「ナッツ」が「果物チップス」に変わっていました。
暖炉まわりにも近寄ってみると、ロビーの暖炉には火が灯されていました。本格的に薪をくべて火が起こされているので、炎のゆらぎと外の暗闇とのコントラストで自然と心をリラックスした気分にさせてくれます。
暖炉の火に誘われたので、ロビーラウンジに置かれていた秋保温泉郷マップを眺めながら暖炉のまわりで少しゆっくり。
ディナーの時間が早かったせいと、あとに貸切温泉が控えていることもあって飲酒をセーブしなければならなかったせいかもしれませんが、ディナー後はそれなりに手持ちぶさたの時間ができてしまいました。
「大江戸温泉物語 仙台 秋保温泉 岩沼屋」時代には、オールインクルーシブのサービスとして、ロビーラウンジでピアノの生演奏をやっていたようですが、「TAOYA秋保」にリブランドして、そちらのサービスはなくなったみたいです。。
「TAOYA秋保」へのリブランドを機にハード面が圧倒的に良くなっていることは言うまでもありませんが、ソフト面(特にアフターディナーの時間)については、これから運営を重ねていく中で、新サービスのリリース・バージョンアップしていくことを期待したいです。
21:00~ 夜食
予告していたとおり、「TAOYA秋保」では、21:00~23:00の時間帯で、夜食のサービスが実施されています(もちろん、オールインクルーシブに含まれているので、無料です!)。夜食の会場は、さっき立ち寄ったライブラリーラウンジです。
私たちは、少し手持ちぶさただったのと、ライブラリーラウンジの席がローテーブルの席とダイニングテーブルの席にわかれていたので、どうせなら食事しやすいダイニングテーブルの席を確保しておこうと考えて、20時55分頃にはライブラリーラウンジに入って席を確保していました。
21時が近づくに連れて、他の宿泊客のみなさんが、続々とライブラリーラウンジにやってきて、少し混雑していたので、早めに来ておいて正解です(本当に、これだけの人が今までどこにいたんだろうというぐらいに、続々と集まってきていました)。
21時になると、ライブラリーラウンジ入口横に設置されているカウンターから、オーダーした順で夜食の「クリーミーカレーうどん」がふるまわれていきます。
私たちのオーダーは4番目だったので、それほど待たされることなく、念願の「クリーミーカレーうどん」をゲット!
ネギと七味とうがらしをトッピングして完成です!
肝心のそのお味はというと、、、
「美味しすぎた・・・」
すみません。。このフレーズは、宮城県在住の旅行系youtuberの「アベレイジTV」さんが、美味しいものに出会った際に発動する名フレーズで、「大江戸温泉物語 仙台 秋保温泉 岩沼屋」の宿泊動画の中で夜食の「クリーミーカレーうどん」を食べてこのフレーズを発動されていたので、「アベレイジTV」ファンの私も一度このフレーズを発動してみたかったんです(汗)。
「アベレイジTV」さんの旅行動画は臨場感ありユーモアありでとても面白いので、まだ見たことのない方はぜひ一度ご覧になってみてください。
【「アベレイジTV」さんの「「大江戸温泉物語 仙台 秋保温泉 岩沼屋」の宿泊動画】
私たちも「アベレイジTV」さんの動画で見て以来、「クリーミーカレーうどん」を一度食べてみたかったのですが、「TAOYA秋保」へのリブランドを経ても、夜食のメニューとして維持されたことで、今回やっと念願が叶いました。
さすが「アベレイジTV」さんが「美味しすぎた・・・」を発動されているだけあります。「クリーミーカレーうどん」は、普通のカレーうどんとは違って、優しくて上品な味のスープが暴飲暴食をかさねた胃袋にしみわたり、本当に美味でした。
「アベレイジTV」さんの動画にある「岩沼屋」時代のものと比べてみると、さらにクリーミーさが増しているようです。
これで1日目の予定は貸切風呂の残すのみとなりました。ただ、今回の宿泊レポートを3分割すると長くなってしまうので、少しキリが悪いですが、貸切風呂以降は最後の記事にまわします。
【続く】
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