前回に引き続き「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の宿泊レポートのブログ記事その3です。
1日目の締めくくりに「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の宿泊客も受けることができる姉妹館「山桜 桃の湯」のリラクゼーションサービスをじっくり堪能していきます。
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今回の宿泊中のスケジュール(モデルプラン)
1日目 |
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15:00 チェックイン |
15:15 ルームツアー |
15:45 庭園を散策 |
16:30 客室のヒノキ内風呂に入浴 |
18:00 ディナー |
19:30 「桃の湯劇場」に移動・舞踊ショーを観劇 |
21:00 無料マッサージ室でくつろぐ ⇐いまココ! |
21:30 「山桜 桃の湯」の岩盤浴でととのう |
23:00 「山桜 桃の湯」の大浴場に入浴 |
24:30 就寝 |
2日目 |
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6:40 起床 |
7:00 朝食 |
8:00 「山桜 桃の湯」の大浴場に移動・入浴、足湯 |
9:15 喫茶室でひとやすみ |
9:45 マッサージコーナーでくつろぐ |
10:15 入浴・チェックアウトにむけて準備 |
11:00 チェックアウト |
1日目(続き)
21:00~ 無料マッサージ室でくつろぐ
大衆演劇の劇団による舞踊を観劇した後、21時30分頃からは「山桜 桃の湯」の有料の岩盤浴を利用することを決めていましたが、それまでをどう過ごすかは白紙状態でした。ただ、「山桜 桃の湯」の本館から「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の宿泊棟までの往復だけでも15分くらいはかかることを考えて、ここでは「山桜 桃の湯」から動かずにとどまることにしました。
<大人のための癒し空間>を標榜する「山桜 桃の湯」には、こうした隙間時間も有意義に過ごせるように、至るところに無料の休憩所があります。
特に、人気なのが「山桜 桃の湯」の本館2階にある「テレビ付きリクライニングルーム」・「無料マッサージ室」です。
「山桜 桃の湯」の日帰り入浴が23時までということもあり、21時も過ぎればマッサージ機には空きが出ているはずなので、「山桜 桃の湯」での夜の隙間時間には無料マッサージ室を利用するのがおススメです(「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のマッサージルームにはハイエンドモデルのマッサージ機が設置されているので、マッサージ目的ならそちらを利用しましょう)。
ちなみに、リクライニングルームの奥のほうには女性専用ルームがあるので、女性の方はこちらをのぞいてみて快適に過ごせそうであれば、こちらで過ごすのもありかもしれません。
21:30~ 「山桜 桃の湯」の岩盤浴でととのう
21時30分頃になったところで、岩盤浴を利用するために「山桜 桃の湯」本館1階のフロントカウンターに向かいます。
カウンターでリストバンドのバーコードを読み込んでもらい、1人につき1100円(税込)の利用料を決済したうえで、岩盤浴着とタオルセットを受け取ります。
岩盤浴室はフロントの真向かいの突き当り左にありますが、先に岩盤浴着に着替えておく必要があるので、いったん大浴場の脱衣所に立ち寄りそこで岩盤浴着に着替えて、タオル以外の荷物はロッカーに預けておきます。
岩盤浴着に着替え終わったら、岩盤浴室の入口手前のドアに掲示されている利用方法を確認したうえで、岩盤浴室に入ります。
さぁ、ととのうぞー!
岩盤浴室は、20畳ほどはあろうかというアジアンサウナ室(低温サウナ室)があり、そこに石板岩盤浴室とラジウム岩盤浴室への入口ドアがそれぞれ設置されています。
私たちは最初に石板岩盤浴室に入り、バスタオルを敷いて①腹ばいで約5分寝そべった後に、②体勢を仰向けに変えて約10分寝そべって体を温めたら、アジアンサウナ室に戻ってそこで水分補給をして約5分休憩するというサイクルを行い、それからはラジウム岩盤浴室に移動して同じサイクルを4回ほど繰り返しました。
私たちは、終了時間の23時ギリギリまで岩盤浴を楽しんでいましたが、「山桜 桃の湯」の日帰り利用は23時までとなっているため、岩盤浴を開始した21時30分頃の時点で他の利用客は数名だけで、22時30分頃以降は完全に貸切状態になりました。
日帰り利用も多い日中の時間帯は混みあうこともある岩盤浴室も、21時30分頃以降は貸切同然の状態でゆったり利用できるので、宿泊利用者の特権としてこの時間帯を狙って岩盤浴を利用するのがおススメです。
23:00~ 「山桜 桃の湯」の大浴場に入浴
23時まで岩盤浴を楽しんだら体中が汗びっしょりになっているので、岩盤浴着とタオルをフロントに返却して本日2回目の入浴です。と言っても、2回目の入浴をするのは、客室の内風呂ではなく、「山桜 桃の湯」の大浴場です。
お伝えしているとおり、「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の宿泊客は「山桜 桃の湯」の17の湯処も無料で利用できますが、そのほとんどの湯処が大浴場に集まっています。
また、「山桜 桃の湯」の日帰りの利用時間は5:00~23:00になっていますが、これはあくまで日帰りの利用時間の話で、宿泊客については24:00まで大浴場の利用が認められています。そして、これには「山桜 桃の湯」の宿泊客だけでなく、「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の宿泊客も含まれます。
つまり、日帰り営業時間帯では多くの人でごった返す大浴場を、23:00~24:00の時間帯に限っては、宿泊利用者だけでほぼ貸切同然の状態で利用できるということです。
事前のリサーチでこのことを知った私たちは、23時からは「山桜 桃の湯」の大浴場を利用することを念頭に、その前の時間に岩盤浴を入れていたのでした。「山桜 桃の湯」の温泉と「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の温泉は、源泉が違うので、湯めぐりのしがいもあります。
参考までに、公式サイトからお借りしてきた「山桜 桃の湯」の大浴場の写真をあげておきます。
実際に23時すぎに大浴場に行ってみると、私以外の利用客は内湯を含めて3名だけで、屋外にある露天風呂・自然石のくりぬき風呂・壷風呂・檜風呂の4種類を順番に入浴しましたが、その間は誰一人やって来ることもなく、完全貸切状態で贅沢すぎる時間を過ごすことができました。
【「山桜 桃の湯」の基本情報(「山桜 桃の湯」公式サイトより引用)】
場所 | 本館1階 |
時間 | 5:00~23:00 (宿泊利用客は24:00まで利用可) |
内容 | 男湯:内湯、露天風呂、水風呂、スウェーデンサウナ(大型TV付) 女湯:内湯、露天風呂、水風呂、スウェーデンサウナ(大型TV付) ※毎週火曜日に大浴場の男女入れ替えが行われます |
源泉 | 笹谷ちびぞう源泉 |
泉質 | ナトリウム―塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉) |
温泉効能 | きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、 関節リウマチ、変形性関節症、腰痛、神経痛、五十肩、打撲、捻挫等 |
脱衣所では、宿泊利用客は籐籠、日帰り利用客は鍵付きロッカーを利用することになっていますが、宿泊利用客でもフロントに言えばロッカーの鍵を貸してもらうことができます。
女湯の脱衣所に備え付けのドライヤーはKOIZUMI製でした。
24:30 就寝
ほぼ貸切状態の「山桜 桃の湯」の大浴場での湯浴みを24時ちかくまで楽しんだら、再び長い内廊下を歩いて「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の客室まで戻ります。
部屋に戻って寝る準備を済ませて、ベッドに入った時には時計の針が24時30分ちかくになっていました。
こうしてリラクゼーションサービスを味わい尽くした満足感とともに1日目を終えました。
【続く】
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