前回の投稿から期間が空いてしまいましたが、ゴールデンウィークにかかる4月最終金曜日からゴールデンウィーク初日の29日にかけて4月24日にリニューアルオープンしたばかりの「秋保風雅」(宮城・秋保温泉)に宿泊してきました。
こちらの宿泊実体験をブログ記事としてあげてどこよりも早く最速でレポートします。
同じ秋保エリアでは、2023年6月12日に「大江戸温泉物語 仙台 秋保温泉 岩沼屋」が「TAOYA秋保」に生まれ変わってリニューアルオープンしています。こちらも最速レポートしてみましたので、今回の「秋保風雅」の記事とあわせてご覧ください。
【秋保風雅の基本情報】
住所 | 〒982-0241 宮城県仙台市太白区秋保町湯元薬師40−2 |
開業日 | 2023年4月24日 |
電話番号 | 0570-016-801(9:00~18:00) |
アクセス | 【バスの場合】 JR仙台駅前より秋保・川崎仙台西部ライナー「かわさきまち行」に乗車 →佐勘前バス停下車(約37分・860円)→徒歩で約4分 【電車→バスの場合】 JR仙台駅よりJR仙山線に乗車→愛子駅下車(約30分・330円) →仙台市営バス「上ノ原行」に乗車→湯向バス停下車(約20分・480円)→徒歩約6分 【車の場合】 JR仙台駅より約30分(仙台西道路~国道48号線~県道132号線~秋保温泉) |
総客室 | 20室 半露天風呂付和洋室(定員4名/54平米) 半露天風呂付洋室(定員3名/40平米) 和室ツイン(定員2名/32平米) 洋室ツイン(定員2名/26平米~37平米) |
駐車場 | 40台(無料、予約不要) |
チェックイン | 16:00(最終チェックイン 22:00) |
チェックアウト | 11:00(公式サイトから予約の会員は12:00選択可) |
公式HP | https://relohotels.com/list_of_hotels/akiu-fuga/ |
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「秋保風雅」は、会員制リゾート事業、ホテル・旅館運営再生事業を担う株式会社リロバケーションズが、2023年4月24日に新たにオープンさせた、<夜を彩る大人の宿>をコンセプトにした温泉旅館です。
株式会社リロバケーションズは、「ゆとりろ」・「風雅」・「天翠」などのブランド名で、個性的なホテル・旅館を全国40か所で展開していて(2023年4月現在)、「秋保風雅」のオープンで同社が宮城県内で運営する宿泊施設は「鳴子風雅」(宮城・鳴子温泉)とあわせて2施設になりました(「風雅」ブランドでは全国で7施設目)。
- 箱根風雅(神奈川・箱根温泉、2017年6月15日開業)
- 皆生風雅(鳥取・皆生温泉、2018年5月22日開業)
- 熱海風雅(静岡・熱海温泉、2018年8月8日開業)
- 鳴子風雅(宮城・鳴子温泉、2019年4月11日開業)
- 別府風雅(大分・別府温泉、2020年7月15日開業)
- ゆがわら風雅(神奈川・湯河原温泉、2021年6月18日開業)
- 秋保風雅(宮城・秋保温泉、2023年4月24日開業)
「秋保風雅」の施設は、もともと「秋保温泉・秋保の郷 ばんじ家」として全16室で運営されていた施設を、株式会社リロバケーションズが、2022年12月に「ばんじ家」の運営会社から買い取り、これを「秋保風雅」にリブランドしたうえでリニューアルオープンさせたものです。
ゴールデンウィークの前後に行く予定で近場の温泉宿を探していたところ、新たにリニューアルオープンする「秋保風雅」さんが開業記念セールを実施していたので、こちらの宿を4月初めに予約して今回行ってきました。
<夜を彩る大人の宿>をコンセプトにする「秋保風雅」の主なセールスポイントです。
- 秋保温泉の湯浴み+フィンランドサウナのWリラクゼーション
- 鉄板で焼き上げるステーキを中心とした創作会席
- 〆パフェや夜食など、ディナー後のバータイムも充実
今回の宿泊はリニューアルオープンの直後ということもあり「秋保風雅」に関する情報・口コミ・感想がほとんど出ていなかったため、一番スタンダードなプランを予約したうえで、オプションの貸切フィンランドサウナと貸切露天風呂をどちらも試しに利用してみることにしました。
滞在中は大まかなスケジュールだけを決めて過ごしていましたが、それなりに有意義なリラックスタイムを過ごせたので、こちらのスケジュールに沿って「秋保風雅」での時間を宿泊レポートしたいと思います。
今回、私たちが「秋保風雅」にチェックインしてからチェックアウトするまでの流れ(モデルプラン)は、次のとおりです。
今回の宿泊中のスケジュール(モデルプラン)
1日目 |
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16:00 チェックイン |
16:15 ウェルカムドリンク |
16:30 ルームツアー |
17:00 大浴場に移動・入浴 |
18:00 貸切サウナでととのう |
19:30 レストラン「夙夜-syukuya-」でディナー |
20:30 ラウンジバーで〆パフェと夜食を堪能 |
21:15 カクテルを片手にラウンジでくつろぐ |
23:30 就寝 |
2日目 |
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7:30 起床 |
8:00 朝食 |
9:00 貸切露天風呂に移動・入浴 |
10:15 部屋でくつろぐ・身支度 |
11:00 チェックアウト |
1日目
16:00 チェックイン
「秋保風雅」は、名取川に架かっている湯の橋を渡って突き当りの県道131号線を右折して少し進んだところにあり、赤×黒の看板とモダングレーな外観の3階建ての建物が目印です。
「秋保風雅」のチェックインの受付開始時刻は16時とやや遅めなので、受付開始時刻にピッタリ間に合うように到着しました。
オープンしたばかりのタイミングでの宿泊だったので、エントランスにはオープンを祝うたくさんの花が飾られていました。
エントランスを通って建物の中に入ると、モノトーンカラーを基調としたシックな空間が広がっています。
また、チェックインカウンター横の通路を挟んだスペースには広いラウンジが設けられています。
チェックインはタブレット(日本語・英語・中国語・韓国語の4か国語対応)を利用して行う非接触型で、タブレットに必要な情報を入力するだけでチェックイン手続きが完結できます(特にフロントは設けられていないようでしたが、すぐそばには常時スタッフさんがいるので、初めて宿泊する方や自動チェックインに不慣れな方でも安心です)。
チェックインが完了すると、宿泊する部屋の番号が印字されたレシートで出てくるので、これにをスタッフさんに渡すと、夕食・朝食の希望時間を確認・記載して部屋の鍵と一緒に手渡してくれます。
- 夕食 【 18:00、18:30、19:00、19:30 】
- 朝食 【 8:00、8:30、9:00 】
私たちは、1日目の夕食前に貸切サウナを、2日目の朝食後に貸切露天風呂を、それぞれ利用する予定でスケジュールを組んでいたので、夕食は1番遅い19:30~を、朝食は1番早い8:00~を確保してもらいました。
また、オプションの貸切サウナや貸切露天風呂の予約は、スマートフォンでレシートのQRコードを読み取って宿泊者用マイページから予約するモバイルオーダーを採用しているので、ここから貸切サウナを18:00~、貸切露天風呂を翌9:00~で予約しました。
16:15~ ウェルカムドリンク
チェックイン完了後に受け取るレシートは、ウェルカムドリンクチケットを兼ねています。このウェルカムドリンクチケットは当日の23時までであればいつでも利用できるのですが、私たちは早速ラウンジの雰囲気を楽しみたかったので、チェックイン完了後にすぐにラウンジに移動しました。
ラウンジは、バーカウンターの席をあわせると30席ほどあり、また旅行やサウナの情報誌などが取り揃えられているので、本を片手にゆったりくつろげる空間になっています。
ラウンジではレコードがかけられていて、ジャズミュージックを流しながらリラックスした雰囲気が演出されています。
ラウンジのスペースの3分の1ほどは吹き抜け仕様になっているので、ジャズの音楽をバックに秋保の自然林を眺めていると、自然とリラックスした気分が開放されていきます。
私たちがチェックインを終えた時点では、ラウンジには他の宿泊客がいなかったので、眺めのいいバーカウンターの好きな席を選ぶことができました。
席についてバーカウンター内にいるスタッフさんにウェルカムカクテルチケットを見せると、カウンターテーブル上に置いてあるQRコードからバーのドリンクメニューを読み取るように案内され、言われたとおりにすると、ウェルカムカクテルのメニューを見ることができます。
ウェルカムドリンクとして、3種のカクテルのほか、アルコールが飲めない人のためにジュースも用意されています。
私たちはジャズの音楽と目の前に広がる新緑の景色でかなりリラックスした気分になっていたこともあり、せっかくなので、私はストロベリーのカクテルを、夫はグレープフルーツのカクテルをオーダーしました。オーダーを受けると、スタッフさんが目の前でカクテルを作ってくれます。
これでカクテルが完成と思いきや、最後にバブルメーカーで香りづけのバブルを作って完成でした!
開放的な空間で飲むカクテルは格別ですっかりリラックスした気分になりますが、アルコールがやや強めなのでお酒が弱い方はアルコールを控え目にしてもらうように伝えたほうがいいかもしれません。
16:30~ ルームツアー
ラウンジでウェルカムカクテルのもてなしを受けてしばらくリゾート気分に浸ったら、今夜宿泊するゲストルームに移動します。
「秋保風雅」は1階は全て共用部分で、2階の一部と3階が客室になっていますが、全20室の小さな宿ですので、ゲストルームへの移動には迷うこともなく時間もほとんどかかりません。
私たちが今回宿泊した203号室は2階の角部屋でした(各部屋の入口には目印としてそれぞれ表情が違うこけしの置物が置いてあります)。
私たちが宿泊したのはスタンダードな洋室のツインルームでしたが、部屋の中に入ってみると十分なスペースがとられていて、滞在中は部屋でもゆったりくつろぐことができました。
使い捨てのアメニテイとして一般的なものが用意されていたほか、スキンケアセット類としてメイク落とし・化粧水・乳液・ヘアエッセンスの用意があり、客室に備え付けのドライヤーはPanasonic製のナノケアドライヤーでした。
部屋に着いてからWiFiを繋いで通信速度を計測してみましたが、340Mbpsと爆速で動画の視聴もストレスなくできました。
17:00~ 大浴場に移動・入浴
ルームツアーを終えたら館内着に着替えて少しゆっくりしたところで、湯がごにタオル類や自宅から持ってきた着替え・洗面用具を入れて1階にある大浴場に向かいます。
1階にある大浴場はエレベーターを出て右側に進んだところにあり、男湯と女湯とで入口が別れています。
大浴場の温泉は、秋保温泉にある湯元「三馬源泉」から42℃の源泉を単独で直接汲み入れたものとのことです(「秋保風雅」公式ホームページ参照)。
女湯のシャワーヘッドには定価3万円の「ReFa FINE BUBBLE PURE(リファ ファインバブル ピュア)」が使用されていたり、女湯の脱衣所に設置されているドライヤーは、「Dyson」 ・「ReFa 」・「REPRONIZER」 といった4万円前後~5万円台後半のハイエンドモデルばかりで、女性の宿泊客を意識した高価な備品が取り揃えられていました。
- 「Dyson Supersonic Origin (ダイソン スーパーソニック オリジン)」 定価39,900円(税込)
- 「ReFa DRYER SMART(リファ ドライヤー スマート)」 定価38,000円(税込)
- 「REPRONIZER 4D Plus(レプロナイザー フォーディー プラス)」 定価57,200円(税込)
私にとって自分の髪質にあうのはReFaのドライヤーなのですが、旅行宿泊先で中々手が出ない価格帯のドライヤーを試すことができるのはいいサービスだと思います(ちなみに夫に確認したら、男湯のドライヤーは客室と同じPanasonic製でした)。
宿泊先で高級シャワーヘッドを繰り返し使っているうちに、その使用感の良さを実感して自宅のシャワーヘッドを高級シャワーヘッドに交換することにしました。高級シャワーヘッドに関心のある方は参考になると思うので、こちらの記事もご覧ください。
【「秋保風雅」大浴場の基本情報(Relo Hotels&Resorts公式サイトより一部引用)】
場所 | 1階 |
利用時間 | 16:00~23:00/6:00~10:00 |
内容 | 男性:内湯 女性:内湯 |
泉質 | 単純温泉 |
温泉効能 | 関節痛、筋肉痛、神経痛 ほか |
大浴場で湯浴みを楽しんだ後は、「秋保風雅」のセールスポイントの一つである貸切のフィンランドサウナに突入します。
【続く】
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