前回に引き続き「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の宿泊レポートのブログ記事その2です。
今回は1日目のスケジュールの中心となる「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の客室内風呂(100%源泉かけ流しの温泉)やディナーなどを紹介していきます。
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今回の宿泊中のスケジュール(モデルプラン)
1日目 |
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15:00 チェックイン |
15:15 ルームツアー |
15:45 庭園を散策 |
16:30 客室のヒノキ内風呂に入浴 ⇐いまココ! |
18:00 ディナー |
19:30 「桃の湯劇場」に移動・舞踊ショーを観劇 |
21:00 無料マッサージ室でくつろぐ |
21:30 「山桜 桃の湯」の岩盤浴でととのう |
23:00 「山桜 桃の湯」の大浴場に入浴 |
24:30 就寝 |
2日目 |
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6:40 起床 |
7:00 朝食 |
8:00 「山桜 桃の湯」の大浴場に移動・入浴、足湯 |
9:15 喫茶室でひとやすみ |
9:45 マッサージコーナーでくつろぐ |
10:15 入浴・チェックアウトにむけて準備 |
11:00 チェックアウト |
1日目(続き)
16:30~ 客室のヒノキ内風呂に入浴
庭園の散策で軽く運動をして部屋に戻ったら、一日の疲れを癒すための入浴タイムです。
私たちが宿泊した301号室は、部屋の左奥が脱衣室・トイレとバスルームになっていました。
まずは脱衣室のスペースをチェックします。
ドレッサーの上にはパナソニック製のヘアドライヤーが置かれていましたが、その横には別のヘアドライヤーとヘアアイロンのセット(全てTESCOM製)が壁に掛けられてスタイリッシュに収納されています。
また、洗面台の横には、スキンケアセット一式と備え付けのアメニティ一式が置かれていました。
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- ヘアブラシ
- ヘアピン
- ヘアゴム
- コットン
- 綿棒
- T字カミソリ
- シェービングジェル
- ボディタオル
続いていよいよバスルームのチェックです!
部屋の窓からの眺めで予想はしていましたが、バスルームからの眺めも風景画のような絶景で、まるで天国にいる気分です。
客室の内風呂の浴槽は青森県産の全ヒノキの豪華な造りで、広さもよっぽど高身長の方でない限り足を伸ばして湯舟につかることができるサイズです。
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の温泉は源泉かけ流しなので、湯舟からは絶えず温泉があふれ続けていてリゾート気分に浸らせてくれます(湯船に黒かったり灰色がかった浮遊物がお湯の上に浮いていることがありますが、これは温泉の不溶性成分が結晶になった湯の花で100%源泉かけ流しの証です)。
温泉のお湯は低めの40度前後に設定されているので、入浴前に湯かき棒でお湯を循環させてから温泉につかり、それでもぬるく感じるようであれば、湯口付近の赤いレバーで調整できます。
【「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の温泉の基本情報(「世界遺産の隠れ宿 果実の森」公式サイトより一部引用)】
源泉 | 笹の源泉 |
泉質 | ナトリウム―塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉) |
温泉効能 | 関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症など |
初めての温泉内湯付きの客室の利用でしたが、源泉かけ流しの温泉に浸かりながらビールを片手に外の絶景を眺めるのが最高すぎて、早くもここに住みたい気分に。。
18:00~ レストランでディナー
源泉かけ流しの温泉で1日の疲れを癒してスッキリしたら、ディナーを予約していた18時になるので、夕食券を手にディナー会場となる1階のレストランに向かいます。
レストランは全て半個室のテーブル席になっているので、人目を気にすることなく、プライベートなディナータイムを楽しむことができます。
18時きっかりにレストランに着くと、スタッフさんがテーブル席まで案内してくれ、テーブルにはお品書きと一緒に最初の料理が提供されていました。
私たちが予約したのはスタンダードなディナーコース(6600円)のプランだったのですが、お品書きには結構な品数の料理が記載されていたので、最初はコースを間違えられてるんじゃないかと思ったぐらいです。。
食前酒の梅酒も準備されていましたが、なにはともあれまずはビールで乾杯ということで、ビールを注文です。
レストランには地ビール(いわて蔵ビール)の取り扱いがあったので、せっかくなら地ビールにしようということで、「金色堂ゴールデンエール」と「スパイスエール山椒」を注文しました。
どちらかというと「スパイスエール山椒」のほうがクセのある味で、クラフトビール好きは「スパイスエール山椒」のほうが好まれるかもしれません。
肝心の料理ですが、スタンダードなディナーコースということであなどることなかれ。見た目も味も絶品で、未体験の味覚体験もありボリュームも十分なコースで、大満足でした。
最初に提供されていたのがこの4皿です。どれもハズレなしの美味しさで、お造りも新鮮そのものでした。
さらに、メインのステーキに向けて、和洋折衷の創作料理が続々と続きます。私のお気に入りは「前沢牛ラグーカッペリーニ、チーズキッシュ」で、夫のほうは「ズワイ蟹包み揚げ餅 白出汁餡」が気に入ったみたいです。
そして、メインのステーキに行く前に、ゼリーでお口直しです。
メインは地元岩手県の小形牧場で飼育された黒毛和牛のステーキですが、スタッフさんからステーキの焼き加減を確認されたので、私はミディアムで、夫はレアでオーダーしました。
夫のステーキはサシが多く、私のステーキは赤身が多かったので、男性と女性とで配慮してくれているのかもしれません。
ここに、白飯(「岩手県産 銀河のしずく」)・お吸い物(「竹の子のお吸い物」)・自家製漬物の3点セットが揃えば、もう向かうところ敵なしです。
黒毛和牛のステーキのお肉は、ミディアムでもレアでもどちらもとろけるように柔らかくて最高でした(語彙力喪失)。
最後にデザートで完全に満たされたディナータイムを締めくくります(ドリンクは、コーヒー・紅茶・ざくろ茶・緑茶の4種類の中から、私はざくろ茶を、夫は紅茶を選びました)。
ディナーに関する口コミの中にはボリュームが少ないとの意見がありましたが、私も夫も十分お腹いっぱいになりましたし、これだけの品数とクオリティの料理の数々を味わえるなら、スタンダードなコースでも十分満足できると思います(今回は高いほうの1万6500円のコースを頼む勇気がありませんでしたが、美味しさには確信が持てましたので、いつかお財布事情に余裕できたらご褒美に高いほうのコースにチャレンジしてみたいです)。
19:30~ 「山桜 桃の湯」に移動・舞踊ショーを観劇
大満足のディナーを終えたところで19時20分頃になっていたので、次のイベントに備えて急いで移動を開始します。
私たちがディナーを18時スタートにしていたのは、19時30分開始のあるイベントに備えてそれまでにディナーを終えておく必要があったからなのですが、そのイベントとはこれです。
隣接の姉妹館「山桜 桃の湯」の館内には小劇場(「桃の湯劇場」)があり、そこで1日昼・夜の2回で大衆演劇の劇団による公演が開催されているのですが、「山桜 桃の湯」の利用客だけでなく、「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の宿泊客もこの公演を無料で観劇できるというなんとも太っ腹なサービスがあるのです。
最近はピアノ演奏などのミニライブの催しを無料で開催する宿泊施設が増えてきましたが、宿泊施設で大衆演劇の劇団による舞踊を見る機会は中々ないので、大衆演劇未経験の私たちも興味津々でこの観劇を予定に入れました。
そして、夜の公演(舞踊)が19:30~20:30のスケジュールで開催されるので、そこにあわせて今回の滞在中のスケジュールを組んでいたのでした。
「桃の湯劇場」の場所だけは事前に確認しておこうと、日中の合間に「山桜 桃の湯」の本館まで移動してみましたが、建物内でつながっているとはいえけっこう距離があるので、「桃の湯劇場」までの移動時間は余裕をもって5分程度はみておいたほうがいいでしょう。
迷子になってしまいそうなほどに広い館内を案内表示に従ってひたすら突き進むと、「山桜 桃の湯」の別館1階に出るので、「麺処 蓮華」を横目にして突き当りの階段で2階にあがります。そこから、右手にまっすぐ進むと、「桃の湯劇場」がある本館1階ロビー前に出ます。
桃の湯劇場の入口前には、今回の宿泊滞在中に公演を行っていた「小林劇団」へのお祝いスタンド花が飾られていて華やかな雰囲気でした。
劇場の入口で5月13日当日夜の部の公演予定の演目を確認すると、「太鼓ショー」と初心者にもとっつきやすい演目だったので一安心です。
安心したところで、いざ劇場の中に突入です!
お、、おおきい!!
温泉施設の中に作れている劇場なので、もう少しこじんまりとしたものを想像していましたが、想像していたものよりも1,2クラスほどスケールアップしたサイズ感でした。
私たちは観劇の込み具合がわからなかったので、チェックインの際に席を有料予約しておいたほうがいいかをスタッフさんに確認しましたが、通常は予約してなくても観劇できるはずとの話だったので、予約しないで19時25分頃に劇場に入りましたが、余裕をもって座ることができました。
席に着いて少しすると、いよいよ開演です。
懐メロの音楽にのせて、「小林劇団」の劇団員の方々が代わる代わる舞踊を披露してくれて、真剣にずっと見入ってしまいました。
途中には生歌と舞踊のコラボレーションもあり、約1時間のステージでも飽きることがありませんでした。
看板演目の太鼓ショーがいっこうに始まらないので、演目が変更されたものと思いきや、20:30頃になってから太鼓ショーが始まりました。
最終的に予定時刻の20時30分を20分近くオーバーして20時50分頃に終演となりましたが、歌あり舞踊あり太鼓の演奏ありのステージはすごくパワフルで、とても楽しかったです。観覧客の中には舞台袖まで行っておひねりを渡している人もいましたが、私たちはリストバンドのバーコードでのキャッシュレス決済のため、現金を持っておらず断念(おひねり渡すのをやってみたかったな。。)
怒涛のイベントラッシュですが、「世界遺産の隠れ宿 果実の森」・「山桜 桃の湯」での夜はまだまだ続きます。
【続く】
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