源泉かけ流しの温泉→ディナーのゴールデンリレー!「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の完全攻略ブログ[2/4]

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の301号室の客室温泉風呂の窓からの景色

前回に引き続き「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の宿泊レポートのブログ記事その2です。

今回は1日目のスケジュールの中心となる「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の客室内風呂(100%源泉かけ流しの温泉)やディナーなどを紹介していきます。

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今回の宿泊中のスケジュール(モデルプラン)

スクロールできます
1日目
15:00   チェックイン
15:15  ルームツアー  
15:45  庭園を散策
16:30  客室のヒノキ内風呂に入浴  ⇐いまココ!
18:00  ディナー
19:30  「桃の湯劇場」に移動・舞踊ショーを観劇
21:00   無料マッサージ室でくつろぐ 
21:30  「山桜 桃の湯」の岩盤浴でととのう 
23:00  「山桜 桃の湯」の大浴場に入浴
24:30  就寝
スクロールできます
2日目
6:40   起床  
7:00   朝食
8:00   「山桜 桃の湯」の大浴場に移動・入浴、足湯
9:15   喫茶室でひとやすみ
9:45    マッサージコーナーでくつろぐ
10:15  入浴・チェックアウトにむけて準備
11:00  チェックアウト
目次

1日目(続き)

16:30~ 客室のヒノキ内風呂に入浴

庭園の散策で軽く運動をして部屋に戻ったら、一日の疲れを癒すための入浴タイムです。
私たちが宿泊した301号室は、部屋の左奥が脱衣室・トイレとバスルームになっていました。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の301号室の脱衣室

まずは脱衣室のスペースをチェックします。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の301号室の脱衣室に設置されている洗面台
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の301号室のトイレ

ドレッサーの上にはパナソニック製のヘアドライヤーが置かれていましたが、その横には別のヘアドライヤーとヘアアイロンのセット(全てTESCOM製)が壁に掛けられてスタイリッシュに収納されています。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の301号室の脱衣室に設置されている化粧台
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の客室に備え付けのヘアドライヤー、ヘアアイロン
(左から)ヘアアイロン、ヘアドライヤー
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また、洗面台の横には、スキンケアセット一式と備え付けのアメニティ一式が置かれていました。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の客室に備え付けのスキンケアセット
(左から)洗顔フォーム、クレンジング、化粧水、乳液
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の客室に備え付けのアメニティ類
備え付けのアメニティ
  • 歯ブラシ・歯磨き粉
  • ヘアブラシ
  • ヘアピン
  • ヘアゴム
  • コットン
  • 綿棒
  • T字カミソリ
  • シェービングジェル
  • ボディタオル

続いていよいよバスルームのチェックです!

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の301号室の客室温泉風呂の窓からの景色

部屋の窓からの眺めで予想はしていましたが、バスルームからの眺めも風景画のような絶景で、まるで天国にいる気分です。

客室の内風呂の浴槽は青森県産の全ヒノキの豪華な造りで、広さもよっぽど高身長の方でない限り足を伸ばして湯舟につかることができるサイズです。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の客室風呂に設置されているシャワー
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の301号室の客室風呂

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の温泉は源泉かけ流しなので、湯舟からは絶えず温泉があふれ続けていてリゾート気分に浸らせてくれます(湯船に黒かったり灰色がかった浮遊物がお湯の上に浮いていることがありますが、これは温泉の不溶性成分が結晶になった湯の花で100%源泉かけ流しの証です)。

温泉のお湯は低めの40度前後に設定されているので、入浴前に湯かき棒でお湯を循環させてから温泉につかり、それでもぬるく感じるようであれば、湯口付近の赤いレバーで調整できます。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の301号室の客室風呂に備え付けの湯温調整の案内書
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の301号室の客室風呂の浴槽のお湯を備え付けの湯かき棒で混ぜている様子

【「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の温泉の基本情報(「世界遺産の隠れ宿 果実の森」公式サイトより一部引用)】

源泉笹の源泉
泉質ナトリウム―塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
温泉効能関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症など

初めての温泉内湯付きの客室の利用でしたが、源泉かけ流しの温泉に浸かりながらビールを片手に外の絶景を眺めるのが最高すぎて、早くもここに住みたい気分に。。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の301号室の客室風呂の窓からの景観

18:00~ レストランでディナー 

源泉かけ流しの温泉で1日の疲れを癒してスッキリしたら、ディナーを予約していた18時になるので、夕食券を手にディナー会場となる1階のレストランに向かいます。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の1階のレストランの入口
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のレストランの入口受付カウンター

レストランは全て半個室のテーブル席になっているので、人目を気にすることなく、プライベートなディナータイムを楽しむことができます。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のレストランのホール全体
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のレストランのホール全体

18時きっかりにレストランに着くと、スタッフさんがテーブル席まで案内してくれ、テーブルにはお品書きと一緒に最初の料理が提供されていました。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のレストランの半個室
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーのスタート直前のテーブル上

私たちが予約したのはスタンダードなディナーコース(6600円)のプランだったのですが、お品書きには結構な品数の料理が記載されていたので、最初はコースを間違えられてるんじゃないかと思ったぐらいです。。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーのお品書(2023年5月8日のもの)
ディナーのお品書き(2023年5月13日)

食前酒の梅酒も準備されていましたが、なにはともあれまずはビールで乾杯ということで、ビールを注文です。
レストランには地ビール(いわて蔵ビール)の取り扱いがあったので、せっかくなら地ビールにしようということで、「金色堂ゴールデンエール」と「スパイスエール山椒」を注文しました。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のレストランのドリンクメニュー
ビールのメニュー表
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーの際に注文した地ビール(「金色堂ゴールデンエール」、「スパイスエール山椒」)
「スパイスエール山椒」の泡がエライことに。。

どちらかというと「スパイスエール山椒」のほうがクセのある味で、クラフトビール好きは「スパイスエール山椒」のほうが好まれるかもしれません。

肝心の料理ですが、スタンダードなディナーコースということであなどることなかれ。見た目も味も絶品で、未体験の味覚体験もありボリュームも十分なコースで、大満足でした。

最初に提供されていたのがこの4皿です。どれもハズレなしの美味しさで、お造りも新鮮そのものでした。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーで提供された料理(「竹の子八方煮」)
「竹の子八方煮」ほか
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーで提供された料理と食前酒(「フレッシュサラダ」、「梅酒」)
「フレッシュサラダ」、「梅酒」
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーで提供された料理(「サーモンテリーヌ 本キャビアと共に」)
「サーモンテリーヌ 本キャビアと共に」
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーで提供された料理(「お造り(本鮪、平目、間八、真鯛)」)
「お造り(本鮪、平目、間八、真鯛)」

さらに、メインのステーキに向けて、和洋折衷の創作料理が続々と続きます。私のお気に入りは「前沢牛ラグーカッペリーニ、チーズキッシュ」で、夫のほうは「ズワイ蟹包み揚げ餅 白出汁餡」が気に入ったみたいです。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーで提供された料理(「ズワイ蟹包み揚げ餅 白出汁餡」)
「ズワイ蟹包み揚げ餅 白出汁餡」
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーで提供された料理(「土佐煮、生ハムポテト、銀鱈幽庵焼、海老芝煮」)
「土佐煮、生ハムポテト、銀鱈幽庵焼、海老芝煮」
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーで提供された料理(「信田巻と桜海老真丈の煮物」)
「信田巻と桜海老真丈の煮物」
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーで提供された料理(「前沢牛ラグーカッペリーニ、チーズキッシュ」)
「前沢牛ラグーカッペリーニ、チーズキッシュ」

そして、メインのステーキに行く前に、ゼリーでお口直しです。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーで提供された料理(「季節のフルーツとレモンゼリー」)
「季節のフルーツとレモンゼリー」

メインは地元岩手県の小形牧場で飼育された黒毛和牛のステーキですが、スタッフさんからステーキの焼き加減を確認されたので、私はミディアムで、夫はレアでオーダーしました。
夫のステーキはサシが多く、私のステーキは赤身が多かったので、男性と女性とで配慮してくれているのかもしれません。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーで提供された料理(「小形牧場黒毛和牛ステーキ ミディアム」)
私のステーキ(ミディアム)
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーで提供された料理(「小形牧場黒毛和牛ステーキ レア」)
夫のステーキ(レア)

ここに、白飯(「岩手県産 銀河のしずく」)・お吸い物(「竹の子のお吸い物」)・自家製漬物の3点セットが揃えば、もう向かうところ敵なしです。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーで提供された料理(「小形牧場黒毛和牛ステーキ ミディアム」、「白飯(岩手県産 銀河のしずく)」、「竹の子のお吸い物」、「自家製漬け物」)

黒毛和牛のステーキのお肉は、ミディアムでもレアでもどちらもとろけるように柔らかくて最高でした(語彙力喪失)。

最後にデザートで完全に満たされたディナータイムを締めくくります(ドリンクは、コーヒー・紅茶・ざくろ茶・緑茶の4種類の中から、私はざくろ茶を、夫は紅茶を選びました)。

「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーで提供されたデザート(「カタラーナ 果実と共に」)
デザート「カタラーナ 果実と共に」
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」のディナーで提供されたお茶(ざくろ茶、紅茶)
(左から)ざくろ茶、紅茶

ディナーに関する口コミの中にはボリュームが少ないとの意見がありましたが、私も夫も十分お腹いっぱいになりましたし、これだけの品数とクオリティの料理の数々を味わえるなら、スタンダードなコースでも十分満足できると思います(今回は高いほうの1万6500円のコースを頼む勇気がありませんでしたが、美味しさには確信が持てましたので、いつかお財布事情に余裕できたらご褒美に高いほうのコースにチャレンジしてみたいです)。

19:30~ 「山桜 桃の湯」に移動・舞踊ショーを観劇

大満足のディナーを終えたところで19時20分頃になっていたので、次のイベントに備えて急いで移動を開始します。

私たちがディナーを18時スタートにしていたのは、19時30分開始のあるイベントに備えてそれまでにディナーを終えておく必要があったからなのですが、そのイベントとはこれです。

「桃の湯劇場 2023年5月公演」の告知ポスター

隣接の姉妹館「山桜 桃の湯」の館内には小劇場(「桃の湯劇場」)があり、そこで1日昼・夜の2回で大衆演劇の劇団による公演が開催されているのですが、「山桜 桃の湯」の利用客だけでなく、「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の宿泊客もこの公演を無料で観劇できるというなんとも太っ腹なサービスがあるのです。

最近はピアノ演奏などのミニライブの催しを無料で開催する宿泊施設が増えてきましたが、宿泊施設で大衆演劇の劇団による舞踊を見る機会は中々ないので、大衆演劇未経験の私たちも興味津々でこの観劇を予定に入れました。
そして、夜の公演(舞踊)が19:30~20:30のスケジュールで開催されるので、そこにあわせて今回の滞在中のスケジュールを組んでいたのでした。

「桃の湯劇場」の場所だけは事前に確認しておこうと、日中の合間に「山桜 桃の湯」の本館まで移動してみましたが、建物内でつながっているとはいえけっこう距離があるので、「桃の湯劇場」までの移動時間は余裕をもって5分程度はみておいたほうがいいでしょう。

「山桜 桃の湯」の館内案内図
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」の館内廊下
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」から「山桜 桃の湯」への経路案内
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」と「山桜 桃の湯」とをつなぐ渡り廊下
「世界遺産の隠れ宿 果実の森」と「山桜 桃の湯」とをつなぐ渡り廊下

迷子になってしまいそうなほどに広い館内を案内表示に従ってひたすら突き進むと、「山桜 桃の湯」の別館1階に出るので、「麺処 蓮華」を横目にして突き当りの階段で2階にあがります。そこから、右手にまっすぐ進むと、「桃の湯劇場」がある本館1階ロビー前に出ます。

「山桜 桃の湯」の別館1階の「麺処 蓮華」
「麺処 蓮華」
「山桜 桃の湯」の別館1階と別館2階をつなぐ階段
「山桜 桃の湯」の本館1階のフロント前
「山桜 桃の湯」本館1階のロビー前

桃の湯劇場の入口前には、今回の宿泊滞在中に公演を行っていた「小林劇団」へのお祝いスタンド花が飾られていて華やかな雰囲気でした。

「山桜 桃の湯」の本館1階の「桃の湯劇場」の入口近くに置かれたスタンド花

劇場の入口で5月13日当日夜の部の公演予定の演目を確認すると、「太鼓ショー」と初心者にもとっつきやすい演目だったので一安心です。

「山桜 桃の湯」の「桃の湯劇場」での「小林劇団」の5月公演スケジュールの告知表

安心したところで、いざ劇場の中に突入です!

「山桜 桃の湯」の「桃の湯劇場」の入口付近
「山桜 桃の湯」の「桃の湯劇場」の入口

お、、おおきい!!

「山桜 桃の湯」の「桃の湯劇場」の劇場内
「山桜 桃の湯」の「桃の湯劇場」の壁に掛けられた小林劇団の劇団員のタペストリー

温泉施設の中に作れている劇場なので、もう少しこじんまりとしたものを想像していましたが、想像していたものよりも1,2クラスほどスケールアップしたサイズ感でした。

桃の湯劇場の座席にはテーブル席(全21テーブル)・中座椅子席(全13席)・洋椅子席(全21席)があり、空いてる席には自由に座ることができ、また有料で好きな座席を予約しておくこともできます(予約料は1テーブル1100円、1席550円)


私たちは観劇の込み具合がわからなかったので、チェックインの際に席を有料予約しておいたほうがいいかをスタッフさんに確認しましたが、通常は予約してなくても観劇できるはずとの話だったので、予約しないで19時25分頃に劇場に入りましたが、余裕をもって座ることができました。

席に着いて少しすると、いよいよ開演です。

「山桜 桃の湯」の「桃の湯劇場」の公演開始前の様子

懐メロの音楽にのせて、「小林劇団」の劇団員の方々が代わる代わる舞踊を披露してくれて、真剣にずっと見入ってしまいました。

「山桜 桃の湯」の「桃の湯劇場」での小林劇団による舞踊の様子
「山桜 桃の湯」の「桃の湯劇場」での小林劇団による舞踊の様子

途中には生歌と舞踊のコラボレーションもあり、約1時間のステージでも飽きることがありませんでした。

「山桜 桃の湯」の「桃の湯劇場」での小林劇団による舞踊と歌のコラボレーションの様子
さすがプロ。歌がとても上手でした。

看板演目の太鼓ショーがいっこうに始まらないので、演目が変更されたものと思いきや、20:30頃になってから太鼓ショーが始まりました。

「山桜 桃の湯」の「桃の湯劇場」での小林劇団による太鼓ショーの様子

最終的に予定時刻の20時30分を20分近くオーバーして20時50分頃に終演となりましたが、歌あり舞踊あり太鼓の演奏ありのステージはすごくパワフルで、とても楽しかったです。観覧客の中には舞台袖まで行っておひねりを渡している人もいましたが、私たちはリストバンドのバーコードでのキャッシュレス決済のため、現金を持っておらず断念(おひねり渡すのをやってみたかったな。。)

怒涛のイベントラッシュですが、「世界遺産の隠れ宿 果実の森」・「山桜 桃の湯」での夜はまだまだ続きます。


【続く】

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この記事を書いた人

山形県出身、宮城県仙台市在住。
30代の既婚の女性です。
結婚3年目を迎える共働きの子なし夫婦の妻のほうをしています。
旅行は遠出よりも近場派。
東北の宿泊施設をめぐるのが大好きで、月に1,2回のペースで東北各地の宿に泊まっています。
色々な旅行ブログをのぞいているうちに自分にも有意義な情報発信ができるかもと考えて、このサイトを立ち上げました。
当サイトのモデルプランを参考に滞在中のスケジュールを組んでもらえれば宿での滞在時間がより充実したものになる思うので、是非のぞいていってください。

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