前回に引き続き「全4室の小さな宿 Beaver」の完全攻略ブログ記事その3です。今回は2日目のスケジュールを中心に、チェックアウトまでを一気に宿泊レポートしていきます。
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今回の宿泊中のスケジュール(モデルプラン)
1日目 |
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16:00 チェックイン |
16:15 ルームツアー |
17:00 入浴(貸切風呂「MAGUMAの湯」) |
18:00 ウェルカムスイーツ |
19:00 ディナー |
21:00 部屋でくつろぐ |
22:00 入浴(貸切風呂「Vivaなヒバ湯」) |
23:00 就寝 |
2日目 |
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6:30 起床 ⇐いまココ! |
6:40 入浴(貸切風呂「MAGUMAの湯」) |
8:00 朝食 |
9:00 チェックアウトの準備・館内散策 |
10:00 チェックアウト |
2日目
6:30 起床
2日目の朝食の時間は午前8時ですが、前日に貸切風呂「MAGUMAの湯」での朝風呂を予約していたので、早めの起床です。
この日は時折雪がちらつく天気で、朝の冷え込みも厳しく、一刻も早く湯船につかりたい気持ちで急いで入浴の準備を整えます。
6:40~ 入浴(貸切風呂「MAGUMAの湯」)
起床後に軽く身支度を整えたら、朝食前の朝風呂を浴びるために貸切風呂「MAGUMAの湯」に向かいます。貸切風呂「MAGUMAの湯」の浴場に到着したら、露天風呂をめがけて一直線です。
前日の夜はライトアップされてムーディーな雰囲気の湯殿でしたが、外が明るい環境だと爽やかな雰囲気に様変わりしていて、こちらもなかなかよきです!
肌寒い外気を感じながら適温に調節された温泉にのんびりつかることで、朝からシャキっと目覚めることができました。
私たちは【 6:40~7:10 】の時間で朝風呂を予約したことで、朝風呂を終えてから朝食までの時間が少し空いてしまったので、朝風呂の時間としては【 7:20~7:50 】を予約したほうが時間繰りがスムーズになるんじゃないかと思います。
8:00~ 朝食
朝風呂を終えて部屋に戻って少しクールダウンをしたら朝食の時間になるので、ダイニングに向かいます。
2日目の朝食の席も1日目のディナーと同じく、個室席をアサインしていただきました。
私たちが着席してしばらくすると、朝食の料理が次々と運ばれてきて、あっという間にテーブルの上は美味しそうな料理でいっぱいになりました。
「 Beaver(ビーバー)」の朝食の料理はボリュームはやや控えめですが、焼きたての自家製パンをはじめとしてオーベルジュならではの一品一品が丁寧に調理された料理が並びます。
3種の焼きたてパン
前日に続いて提供された焼きたての自家製パンは圧巻の美味しさです!3種類のパンは、クロワッサンはさくさく、コーンパンはふわふわ、シナモンロールはもっちりと、3種類のパンのそれぞれの食感の違いを楽しめます。
クリスタルサラダ
朝食の定番メニューのサラダも、「 Beaver(ビーバー)」では一工夫が加えられています。
ガストロバッグ(減圧調理)を施して水分を食材に浸透させた「クリスタルサラダ」は、普通のサラダよりもみずみずしさ感じられました。
八幡平杜仲茶豚のソーセージほか
白いお皿のワンプレート上には、「八幡平マッシュルームのソテー」「鯛のポワレ」「地場野菜のソテー」「八幡平杜仲茶豚のソーセージ」「レンズ豆のサラダ」の計5種類の色とりどりの料理が盛られていました。
このワンプレートで提供された料理の中では、「八幡平マッシュルームのソテー」と「八幡平杜仲茶豚のソーセージ」が個人的にはヒットでした。
南部鉄器のスペイン風オムレツ
朝食の目玉メニューは、「南部鉄器のスペイン風オムレツ」です。中にベーコン、クリームチーズ、ゆり根などの具材が入ったアツアツのオムレツは、しっかりした食べ応えがありました。
今朝の温かいスープ
「今朝の温かいスープ」として提供されたのは「チキンコンソメスープ」です。スープはあっさりした優しい味で、野菜の甘味とチキンの旨味が体全体にゆっくりと染みわたります。
果実のスムージー、岩泉ミルク
朝食のドリンクは、「果実のスムージー」と「岩泉ミルク」の2種類の提供です。この日の「果実のスムージー」は、「ヨーグルトとりんごのスムージー」でした。濃厚な「岩泉ミルク」と果実感がしっかりと感じられる「ヨーグルトとりんごのスムージー」は、どちらも自家製の焼きたてパンとの相性がバッチリで、パンをほおばりつつドリンクを口に含めば口の中に幸せに包まれます。
乳飲料があまり得意ではない夫は、「紫波町のぶどうジュース」(100ml、830円)を別途オーダーしていました。こちらのジュースは、砂糖も保存料も一切入れない無添加・無加糖の100%ストレートぶどうジュースということで、濃厚なぶどうの甘味を楽しめます。
食後には、ダイニング内のカウンターに設置されている「DeLonghi(デロンギ)」のコーヒーマシーンで淹れたコーヒーのほか、紅茶をセルフでいただけます。
「 Beaver(ビーバー)」の朝食はボリュームは控えめですが、どれも質にこだわった食材を時間をかけて丁寧に調理したことよくわかる滋味深さでした。
夕食に比べると強く印象に残った料理はありませんでしたが、時間をかけて丁寧に作られた良質な料理を体内に取り入れていることで、自然とリフレッシュして健康的な気分になりました(まさに「医食同源」ですね)。
9:00~ チェックアウトの準備・館内散策
「 Beaver(ビーバー)」のチェックアウトの時間は午前10時と早めなので、朝食を終えて部屋で少しくつろいだら、チェックアウトの準備にとりかかります。
「 Beaver(ビーバー)」は八幡平の山の麓というロケーションで盛岡市内までの移動にも時間がかかるためか、他の3組のゲストは続々とチェックアウトしていきました。時間ギリギリまで滞在する予定にしていた私たちは、チェックアウト前の時間に、他の客室がある母屋の2階にもあがってみました。
母屋の階段を2階へとあがっていくと、左に「Room02」の客室の入口ドアが、反対の右に「Room03」「Room05」の客室の入口ドアがそれぞれありました。
各部屋の配置からみると、客室同士が隣あっていない「Room02」が比較的プライバシー性が高く、おこもりステイ向きの部屋かもしれません。
フリースペース・喫煙室
「Room02」の客室の入口ドア前の通路挟んで向かいには、共有スペースらしき部屋が設けられていたので、そちらにも入ってみます。
のれんをくぐって中に入ると、ソファーが置かれたフリースペースになっていました。
また、そのすぐ左隣は専用ドアで仕切られた喫煙室が設けられていました。母屋の2階の各客室(「Room02」「Room03」「Room05」)はどれも客室内は全面禁煙になっているので、喫煙者の方はこちらを利用することになります。
10:00 チェックアウト
午前10時になれば、客室の鍵を返却してチェックアウトです。フロントデスクで精算を終えて外に出てみると雪がちらついていたので、仙台ではあまり見ることができない辺り一面の銀世界をしばらく堪能してから帰路につきました。
岩手県の八幡平への遠出ということもあり、仙台への帰り道の途中に盛岡市にも立ち寄ってランチをとったので、おまけでこちらも紹介しておきます。
めん処 はすの屋
「めん処 はすの屋」は盛岡市内にある美味しいと評判の中華そばの名店です。もとから盛岡市内で行列のできる有名ラーメン店ですが、ナイツの塙さんがyoutubeで取り上げてその味を絶賛したことからさらに人気を集めることになり、私たちも前に一度立ち寄ろうとしたことがありましたが、その時はあまりの行列を目の前にして泣く泣くあきらめました。
【「めん処 はすの屋」の基本情報】
住所 | 〒020-0885 岩手県盛岡市紺屋町2-20 |
電話番号 | 非公開 |
営業時間 | 11:30~16:00(スープがなくなり次第閉店) |
定休日 | 月曜日 |
席数 | 8席(カウンターのみ) |
禁煙・喫煙 | 全面禁煙 |
公式サイト | なし |
今回は12時前頃に「めん処 はすの屋」の前を車で通ったところ、店の外まではお客さんが並んでおらず、「 Beaver(ビーバー)」での朝食が控えめで胃袋に昼食を入れる余裕もあったので、前回のリベンジということで前から一度行きたかったこちらに立ち寄ることにしました。
店内に入ると、8名のカウンター席が全て埋まっていたほかに5名ほどのお客さんが順番待ちをしていましたが、店内の客席の回転がよかったので、15分ほどの待ち時間でカウンター席に座ることができました。レトロな店内のカウンター奥では、店主のおかみさんが1人でテキパキと注文をさばいていました。
「めん処 はすの屋」のメニューは4種類しかなく、「支那麺」(700円)と1日限定20食の「黒麺」(850円)が2大看板メニューです。
私は一番スタンダードな「支那麺」を、チャーシューがとっても美味しいとの口コミが気になっていた夫は「肉麺」(900円)を、それぞれ入口に設置されていた食券機で食券を購入して注文しました。
「めん処 はすの屋」のラーメンは「王道のあっさり中華そば」という感じで、細麺とスープがスルスルと胃袋の中におさまっていきます。評判のチャーシューも信じられないくらいトロトロで、仙台ではこのクオリティのチャーシューを出すお店をないんじゃないのかなぁ。2度目のチャレンジでリベンジできた喜びと「王道のあっさり中華そば」の美味しさを噛み締めながら、スープまでしっかり飲み干しました。
「めん処 はすの屋」さんが気になった方は、こちらのナイツの塙さんのyoutube動画もぜひ見てみてください。
今回は高評価の評判を聞きつけて岩手県の八幡平まで足を伸ばしましたが、うわさどおりの「隠れた良宿」のサービスを体験できて大満足の小旅行でした。
仙台ではディナーだけでも1万円~2万円もする高級レストランもありますが、時間に余裕さえあれば、同じ価格帯で八幡平の大自然に囲まれた環境で、美味しい旬菜創作フレンチと貸切露天風呂を満喫できる「 Beaver(ビーバー)」での滞在はとってもおススメです!
いつでも気軽に利用できる価格帯のお宿なので、次回は季節を変えて再訪したいと思います。
今回は「 Beaver(ビーバー)」の公式ホームページ(https://iwate-beaver.com/)からの予約で(「八幡平牛・イチボ&ランプ食べ比べプラン」)、宿泊費は2名で3万1900円(1名あたり1万5950円、税込)+現地決済で4520円(アルコールドリンク類、入湯税)でした。
次回予告
最近はオーベルジュが私たち夫婦のマイブームになっていましたが、2023年12月のクリスマス直前に山形で有名な人気温泉宿に宿泊してきましたので、次回はそちらのお宿の宿泊レポートを取り上げる予定です。
そちらのお宿は、「山形座 瀧波 YAMAGATA THE TAKINAMI」(山形・赤湯温泉)です。いわずと知れた山形の超人気宿ですので、こちらのお宿への宿泊を検討されている方へ参考になるようなレポートをアップできればと思います。
こちらのレポートは1月中にはアップする予定ですの、ぜひ楽しみにしていてください。
【終わり】
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